カントン包茎ってどんな状態?治療方法や費用についても解説

ペニスが皮に包まれている状態のことを表す「包茎」。

包茎には、仮性包茎・真性包茎・カントン包茎の3種類があり、その中でもカントン包茎は最も危険な包茎であるとされています。

この記事では、カントン包茎を放置しておくことのデメリットや、治療したい人に向けて参考にして欲しいポイントを紹介します。

「もしかして自分はカントン包茎かも…?」「自分は真性包茎なのかカントン包茎なのかわからない…」という方には必見の内容なので、ぜひご覧ください。

カントン包茎ってどんな状態なの?

カントン包茎は、基本的には包皮を剥くことが難しい状態ですが「無理をすれば」なんとか剥くことができる状態の包茎を指します。

いかなる状態でも剥くことができない真性包茎や、剥くこと自体に何の困難もない仮性包茎との違いは「無理をすれば剥けるかどうか」というポイントにあります。

無理をすればなんとか剥くことができるカントン包茎は、皮を向いたまま戻せなくなってしまう可能性が高いです。

勃起時に皮が剥けてしまうと、包皮が締め付けられて包皮がドーナツ状に腫れ上がり、強い痛みを感じます。

真性包茎とは異なり、無理をすれば剥けてしまうことによって生じる症状です。

カントン包茎が危険な包茎であると紹介した理由はここにあります。

カントン包茎を放置する5つのデメリット

カントン包茎は、放置しておくメリットは全くなく、デメリットしかありません。

ここではカントン包茎を放置しておく5つのデメリットを紹介します。カントン包茎に該当する人は必ず確認しておきましょう。

無理に剥くと亀頭への血流が止まってしまう

無理をすれば剥くことができるカントン包茎は、そのまま勃起するとペニスが締め付けられてしまい、包皮がドーナツ状に腫れ上がってしまいます。

その状態になると、亀頭への血流が止まってしまい、最悪の場合は壊死する可能性もあります。

壊死してしまうと、排尿器官としても生殖器官としても機能しなくなってしまいますので、無理に剥くのは絶対にやめましょう。

しかし、セックスや自慰行為の際にうっかり勃起時のペニスが皮が剥けてしまう可能性があります。

カントン包茎の状態でこれらの行為をする場合には、皮が剥けてしまわないように、注意しましょう。

早漏になる

カントン包茎では、幼少期よりずっと亀頭が包皮に包まれたままなので、亀頭の感度が高く、とても敏感な状態です。

また、中途半端に包皮の入り口が狭いことによって、セックスの時に包皮が亀頭を締め付けるような感覚が独特の刺激を生じ、射精までの時間が早まります。

敏感な亀頭と中途半端に狭い包皮の2点が原因となって、カントン包茎の人には早漏が多いと言われています。

そのため、カントン包茎を治すことによって、亀頭が刺激に慣れ、包皮による独特な刺激がなくなることにより、早漏が改善されます。

悪臭の発生や衛生面でも問題がある

真性包茎と同様に、カントン包茎では亀頭が常に皮に包まれた状態なので、その中に汗や尿が溜まりやすく、そこから最近が繁殖してしまいます。

最近の繁殖は悪臭の原因になり、包皮炎や亀頭炎、その他の性感染症に感染するリスクが高まります。

慢性的にペニスが不衛生な状態になると、常にペニスから悪臭が放たれている状態になり、セックスをする際、相手の方から嫌がられてしまうこともあります。

不衛生なペニスが好きな方はいないので、恋人ができたとしても、カントン包茎であるばかりにセックスができなくなるのは残念です。

包皮の締め付けによる痛みもあり、かつ慢性的に不衛生な状態が続くカントン包茎は早めに治療するのがおすすめです。

自分に自信が持てなくなる

男性的なプライドとして「包茎である」ことが自分のコンプレックスとなってしまい、自信が持てなくなる場合があります。

包茎で不衛生なペニスを持っていることによって、セックスの相手に不満や迷惑を与えてしまうのではないかと考えてしまい、自信を失ってしまうのです。

痛みで性行為ができないことも

カントン包茎は、勃起時や女性の膣内で動いて皮がズレてしまい、強い痛みを生じることがあります。

痛みが強すぎるせいで自分が満足のいくセックスができないのはまだ良いかもしれませんが、それによって相手の女性も残念な気持ちになってしまいます。

カントン包茎は、円滑なセックスを阻害しますので、現在恋人がいる方は、恋人との関係性を崩さないためにも、カントン包茎を治療することをおすすめします。

カントン包茎は治した方がいい?

カントン包茎は仮性包茎や真性包茎と比べて危険性が高いタイプの包茎です。

勃起時に亀頭が包皮に締め付けられてしまうことで、亀頭が壊死してしまい、ペニスの機能が正常ではなくなるので、早めに治療するべきです。

それ以外にもデメリットとして紹介した通り、広東豊家には早漏やセックスでの激しい痛みが生じることもあります。

比較的清潔に保ちやすい仮性包茎とは異なり、カントン包茎は身体の健康や私生活にも悪影響を及ぼすので、なんとしてでも治したいところです。

カントン包茎を治したい人に知ってほしい4つのポイント

ここでは、カントン包茎を直したい人に知って欲しいポイントを4つ紹介します。

手術の有無や費用・治療期間について紹介していますので、必ず確認しておきましょう。

カントン包茎を治したいのなら手術を受けることになる

カントン包茎を自分1人で治そうとするのはやめましょう。

上記の通りカントン包茎は最悪の場合、亀頭が壊死してしまう可能性もある危険な包茎です。

そのため、なんの知識もない素人が勝手に1人で治そうとせず、泌尿器科やクリニックで手術を受けることを強く推奨します。

また、うっかり皮を全部剥いてしまい、皮を戻すことができなくなった場合は、早急に手術が必要です。

カントン包茎手術は保険が効くこともある

カントン包茎の手術は、泌尿器科か包茎手術を扱っている美容クリニックで受けることができます。

カントン包茎は、正常なセックスを阻害し、ペニスを慢性的に不衛生な状態にすることによって、身体への悪影響を及ぼす可能性があります。

そのため、カントン包茎は「治療が必要な症状」と認定されており、保険が適用されることが多いです。

しかし、1点注意しておきたいのは、カントン包茎で保険が適用されるのは「泌尿器科」の病院の場合のみです。

包茎手術を扱っている美容クリニックで手術を受ける場合に保険が適用されることはないので、その点は注意しましょう。

手術にかかる費用

カントン包茎の手術費用は、保険を適用することで5〜8万円程度に抑えることができます。

上記の通り、保険適用外となる美容クリニックで手術をお願いするとなると、20万円以上もかかることがあるので、基本的には泌尿器科での手術をおすすめします。

また、手術前後にカウンセリングが行われることがありますが、泌尿器科の場合はカウンセリング料が発生することはまずありません。

美容クリニックは、手術方法によって2,000円程度のカウンセリング料が発生することがあります。

手術にかかる期間

泌尿器科の病院で保険適用を受けながら手術を受ける場合、必要と希望によっては入院が必要なことがあります。

病院には入院施設があることがほとんどなので、包茎手術でも全身麻酔を行い、入院をしながらの手術を実施してくれるところもあります。

ペニスを手術した状態でそのまま日帰りで帰ることに不安がある方にとっては嬉しいところですね。

美容クリニックの場合は、入院施設がない場合が多いので、基本的には日帰りでの手術になります。

手術に要する時間は大体30分〜40分程度で、早いと20分ほどで終わることもあります。

日帰りの場合は前後のカウンセリングも含めて2時間程度かかると考えておくのが良いでしょう。

カントン包茎についてのよくある質問

それでは最後にカントン包茎についてのよくある質問2つにお答えします。

カントン包茎の手術時の痛みはどれくらいですか?

カントン包茎の手術には局所麻酔や病院やクリニックによっては全身麻酔をしてくれるところもあります。

そのため、手術中ペニスに痛みを感じることはありません。痛みがあるとすれば、麻酔時にする注射の痛みくらいでしょう。

この注射も、極力痛みを感じづらいように工夫してくれるので「カントン包茎の手術って痛そう…」と不安に思う必要はありません。

カントン包茎の手術をしたら見た目に変化はありますか?

包茎手術で包茎ではなくなったとしても、手術跡が残ってしまったりしてペニスの見た目が変化してしまうのではないかと不安に思いますよね。

これは、執刀医の実力によるところもありますが、綺麗な手術をしてくれる病院やクリニックであれば、その心配はありません。

そのため、手術を受ける病院やクリニックを調べる時には、適当に近いところを選ぶのではなく、利用者からの評判が高いところを選ぶのがおすすめです。

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