デリケートゾーンの黒ずみケアにオロナインは効果があるのか、「口コミ」と「成分」の2つの観点からオロナインを調査したので、その結果を紹介します。
オロナインのデリケートゾーン黒ずみへの効果を口コミから検証!本当に効果はある?

「オロナインはデリケートゾーンの黒ずみに効果がある」と口コミを見ますが、本当にデリケートゾーンの黒ずみ改善効果はあるのでしょうか?
まずはオロナインを使った方の口コミを見て、みなさんがどのような効果を感じているのか紹介します。
オロナインはデリケートゾーンの黒ずみ改善効果があるという口コミ

オロナインをデリケートゾーンの黒ずみに使って効果があったという「良い口コミ」はありませんでしたが、デリケートゾーンにオロナインを使った方の口コミがあったので紹介します。
デリケートゾーンが痒くて、フェミニーナを買おうと思ってたけど、夜中痒くて寝れなくてオロナインを塗ってみたら効きました!
ツイッター
カンジダになっちゃって、デリケートゾーン用のアイテム色々使ったけど、オロナインが一番いい!安いし。効くし。やっぱり凄い⤴⤴オロナイン❗
ツイッター
オロナインはデリケートゾーンの黒ずみ改善効果がないという口コミ

オロナインをデリケートゾーンの黒ずみに使って効果がなかったという「悪い口コミ」を紹介します。
ニキビがポツポツ出来てたくらいなので、たまたま救急箱の中から見つけて、つけてみました。
翌朝ビックリ!!顔中ボコボコに腫れ上がっていました。
ショック…。
多分、肌が敏感になっていたからだと思いますが、それでもビックリでした。
もう怖くて火傷とかにも使えない。。。
肌が敏感になっている時は、なるべく使用を控えたほうがいいかもしれませんね。
アットコスメ
しばらく塗ってても消えないです。
スクラブもしっかりやってるのに…
アットコスメ
口コミまとめ:オロナインはデリケートゾーン黒ずみに効果なし?

オロナインへの良い口コミと悪い口コミの両方を見てみると、デリケートゾーンの黒ずみに使ったという方は少ないものの、かゆみやかぶれには効果があったという口コミが見られました。
しかしオロナインが肌にあわないという方がいるのも事実です。顔に塗って腫れてしまったとのことで、さらに皮膚が薄いデリケートゾーンに塗るのは危険性が高くなります。
口コミと成分から考えるオロナインのデリケートゾーンの黒ずみへの効果とは?

オロナインの成分から、デリケートゾーンの黒ずみへの本当の効果を探ってみたいと思います。
オロナインには本当にデリケートゾーン黒ずみケアの効果があるのでしょうか?
オロナインに記載されている公式の効果はこちら

オロナインの販売元である大塚製薬が提示する、公式の効果から見ていきましょう。
- ニキビ
- 吹出物
- はたけ
- やけど(軽いもの)
- ひび
- しもやけ
- あかぎれ
- キズ
- 水虫(じゅくじゅくしていないもの)
- たむし
- いんきんしらくも
オロナインの成分を見ると肌の炎症や菌・ウイルスによる肌トラブルに効果があるようです。大塚製薬の公式情報では、色素沈着をケアするための効果があるとは記載されていません。
オロナインではデリケートゾーンの黒ずみ改善は難しいです。デリケートゾーンの黒ずみをなんとかしたいなら、デリケートゾーンの黒ずみを治す市販クリームがおすすめです。
オロナインに期待できる2つの効果

オロナインの全成分は次のようになっています。
有効成分:クロルヘキシジングルコン酸塩液(20%)
添加物:ラウロマクロゴール、ポリソルベート80、硫酸Al/K、マクロゴール、グリセリン、オリブ油、ステアリルアルコール、サラシミツロウ、ワセリン、自己乳化型ステアリン酸グリセリル、香料、精製水
大塚製薬:【公式】オロナインH軟膏|大塚製薬
この全成分から検証した結果、オロナインには次のような効果があることがわかりました。
効果1:殺菌・消毒効果
オロナインの有効成分である「クロルヘキシジングルコン酸塩液」は、皮膚の消毒効果のある成分です。手術部位の消毒や医療機器の消毒にも使えるほど殺菌効果の高い成分なので、菌やウイルスを除去したいときに効果を発揮します。
効果2:保湿効果
口コミどおり、オロナインには保湿効果が期待できます。添加物として配合されているグリセリン・オリブ油・ワセリンは肌の水分量を維持する効果のある成分だと言われており、これら3つの成分で強力に肌を保湿してくれると考えられるためです。
オロナインは美白※効果無し&デリケートゾーン黒ずみへの使用は危険

オロナインには口コミどおりの保湿効果があると考えられますが、残念ながらデリケートゾーンの黒ずみをケアするための美白※有効成分は配合されていません。また公式の効果として「いんきんたむし」と記載されていますが、デリケートゾーン専用の商品ではないため、粘膜部分への使用には危険性があります。
膣には常在菌が住んでいて、膣内への雑菌侵入を防いでいます。オロナインをデリケートゾーンの粘膜近くに使うと、殺菌作用により常在菌がいなくなり感染症にかかるリスクが増える可能性もあります。
オロナインはあくまでも殺菌・消毒効果がメインとなるため、傷ややけど用として用いるのが正解です。
※メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐこと
オロナインでデリケートゾーンの黒ずみケアは難しいかも!状態が悪化する可能性も…

オロナインは美白※有効成分が配合されておらず、メーカーサイトにも記載がないのでデリケートゾーン黒ずみケアの効果は保証されていません。それだけではなく殺菌効果により膣を保護している常在菌を減らしてしまう可能性があるので、感染症のリスクにかかる可能性が高くなることも…。
またオロナインはベタベタとしたテクスチャなので、デリケートゾーンが蒸れたりかぶれたりして、さらに黒ずみが悪化することも考えられます。
デリケートゾーン専用の商品ではなく香料などの添加物も含まれているので、特に粘膜近くへの使用は危険です。もしデリケートゾーンの黒ずみを自宅でケアしたいと考えているなら、オロナインよりもデリケートゾーンの黒ずみを治す市販クリームを使ったほうが効果的かつ安全です。
※メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐこと