デリケートゾーンの黒ずみにアットノンは効果ある?全成分と口コミを調査して判明

デリケートゾーンの黒ずみにアットノンは効果ある?全成分と口コミを調査して判明

デリケートゾーンの黒ずみにアットノンは効果があるのでしょうか?

アットノンの含有成分とツイッターやアットコスメでの口コミから、アットノンのデリケートゾーンの黒ずみへの効果を検証したので、結果を紹介します。

目次

デリケートゾーンの黒ずみにアットノンは効果あり?価格や成分、特徴を解説

デリケートゾーンの黒ずみケアにアットノンを使っている方がいますが、本当にアットノンで黒ずみケアができるのかさまざまな観点から調査しました。

アットノンシリーズの中でもしっとりするテクスチャ―の軟膏タイプについて、どんな商品なのか、価格やおもな成分、特徴などを紹介します。

希望小売価格1,300円(税込1,430円)
内容量15g
おもな成分・ヘパリン類似物質
・アラントイン
・グリチルリチン酸二カリウム
公式の効果・傷、やけどのあとの皮ふのしこり、つっぱり(顔面を除く)
・ひじ、ひざ、かかと、くるぶしの角化症
・手指の荒れ・手足のひび、あかぎれ
・乾皮症 ・小児の乾燥性皮ふ
・しもやけ(ただれを除く)
・打身、ねんざ後のはれ、筋肉痛、関節痛
特徴・ジェルタイプ
・軟膏タイプ
・コンシーラータイプとさまざまな種類から選べる
肌に残った傷による黒ずみなどをケアする
・傷跡に効果的な処方で皮膚の再修復をはかる
販売元小林製薬
公式サイトURLhttps://www.kobayashi.co.jp/brand/atnon/

上記ではアットノンの軟膏タイプをピックアップしましたが、その他には、ベタつきの少ないジェルタイプや傷跡を隠しながら肌に修復作用をもたらすコンシーラータイプなども販売されており、好みや使い勝手により選べることが魅力です。

また最近ではかゆみ止め成分が配合されたアットノンEXPlusが登場しただけでなく、ニキビあとのケアに特化したニキビあとケアジェルも選べます。

デリケートゾーンの黒ずみにアットノンを使った方の口コミ

SNSなどでアットノンの口コミを探すと、黒ずみに関する口コミが多く見つかりました。実際にデリケートゾーンの黒ずみにアットノンを使った方は、どんな感想を持ったのか、満足しているのか…SNSとアットコスメの口コミをまとめて紹介します。

アットノンのツイッターでの口コミ

肘の黒ずみ改善の為アットノン買ったのに
実はクロキュアの方がいいとか
(中略)
でもアットノン買っちゃったし効果あったって人もいるし使うけど😭

引用元:https://twitter.com/aitamaaan/status/1160782292328960000

固いところに長時間座ってるせいでお尻の黒ずみが濃くなりそうでイヤ
せっかくアットノンを地道に塗って綺麗になってきたのに

引用元:https://twitter.com/itecoiteco/status/1019516743172087808

ひじの黒ずみにアットノンが効くっぽい。余ってるから、とりあえずしばらくの間塗ってみる

引用元:https://twitter.com/kakuu_no_hito/status/1006111915179798529

アットノンのアットコスメでの口コミ

虫刺されの痕や座りだこ?のあとが消えないので、色々と試してますが
私にはなんの効果もなかったかな~。
油はねのあとなんかにもぬってみましたが
こちらはただ単に自然に薄くなっただけのような・・。
うーん、結構高いし何本も試してみる気にはなれないです。

引用元:https://www.cosme.net/product/product_id/10150875/review/511671195

くるぶしの皮が長年剥けては再生を繰り返していた為、購入しました!(黒ずみもあり)
アットノンで保湿効果が高まったのか、黒ずみが薄くなり気にならないくらいまで再生してきてます!
また、顔の古いニキビ後もよく見ないと分からない程に良くなりました!

引用元:https://www.cosme.net/product/product_id/10150875/review/510037619

もう何本も使ってます。
虫刺されのあとのには必須アイテムです!
痒みを我慢できず掻きむしって色素沈着してしまうので手放せません。
塗るのと塗らないとでは薄くなる早さが違いますね。
星マックス付けたいですが、お値段が量のわりには少し高いかな?なのでマイナス1しました。

引用元:https://www.cosme.net/product/product_id/10150875/review/509457355

アットノンの口コミ総評:アットコスメでは黒ずみに効果があったという声も

アットノンへの口コミをツイッターとアットコスメで調べてみたところ、アットコスメでは黒ずみが薄くなった、色素沈着が改善できたなど、満足度の高い口コミが見られました。

しかし、ツイッターではアットノンより他の商品の方が効果的だとの声もあり、本格的に黒ずみケアの効果を感じている方は少ない結果となりました。

また、おおむね満足しているのは、傷跡や虫さされに使った方です。デリケートゾーンの黒ずみに使った方からの口コミは見つかりませんでしたが、本来の効果・効能である傷跡をケアするという効果については期待できる商品です。

アットノンの成分からデリケートゾーン黒ずみへの効果を検証

アットノンはデリケートゾーンの黒ずみケアに効果を発揮してくれるのか、全成分の効果について調べました。成分ごとの効果がわかれば、デリケートゾーンの黒ずみに効果的かどうかわかります。

アットノンの全成分とそれぞれの効果

成分役割効果
ヘパリン類似物質保湿成分肌を保湿し、乾燥による症状を軽減させる。使用した部位の血行を促し、痛みや腫れを軽減する作用も持つ。
アラントイン肌修復成分肌の清潔を保ち肌の細胞増殖を促す。また殺菌作用にてかゆみや痛みを軽減させる効果もある。
グリチルリチン酸二カリウム抗炎症成分肌の炎症を抑える作用と、肌へのピリピリ・ちくちくとした刺激感を押さえる作用がある。
ヒプロメロース基剤医薬品中の基剤・結合剤・コーティング剤などのために用いられる。
カルボキシビニルポリマー増粘剤・乳化剤医薬品や化粧品に用いられる安全性の高い成分で、増粘剤・分散剤・乳化剤として用いられる。
プロピレングリコール基剤外用薬では軟膏の基剤として用いられる。
イソプロパノール殺菌剤手指や肌、医療機器の消毒のために用いられる。そのまま肌に塗ることもできる。
トリイソプロパノールアミンpH調整剤医薬品のpHを調整するために配合される。
香料香料製品中に香りをつけるために配合される。

デリケートゾーンの黒ずみケアに役立つアットノンの2つの効果

アットノンの全成分は化粧品などに比べるとシンプルです。アットノンの効果・効能である傷跡をケアするという役割を果たす成分はごくわずかで、その他は増粘やpH調整、殺菌のための添加剤となっています。

アットノンの全成分を見てみると、なぜデリケートゾーンの黒ずみに効果があると言われるかが浮き彫りになりました。

アットノンに期待できる、デリケートゾーン黒ずみケアの効果について解説していきます。

アットノンの効果1:保湿&血行促進作用による肌のターンオーバー改善

デリケートゾーンの黒ずみケアにアットノンを使った場合、ヘパリン類似物質の保湿作用と血行促進作用により、ターンオーバーが改善されます。ターンオーバーの乱れは肌の乾燥や、血行不良による肌の栄養不足などにより引き起こされるためです。

デリケートゾーンの黒ずみは、肌の奥深くに蓄積されたメラニン色素により引き起こされます。生成されたメラニン色素は、通常であればターンオーバーと呼ばれる肌のサイクルにより、垢と一緒に剥がれ落ちて綺麗になります。

しかしターンオーバーのサイクルが遅れると、蓄積されたメラニンが排出されにくくなるのです。もしメラニン色素が排出されないまま、どんどん新たなメラニン色素が作られた場合、デリケートゾーンの黒ずみはさらに悪化します。

そこでターンオーバーの正常化が重要です。アットノンのターンオーバー促進作用によりメラニン色素が正常に排出されるようになれば、少しずつデリケートゾーンの黒ずみは良くなっていきます。

ただし、アットノンには美白有効成分が含まれていないので、デリケートゾーンの黒ずみを改善するのに非常に時間がかかります。デリケートゾーンの黒ずみを改善したい場合は、美白有効成分が含まれているデリケートゾーン黒ずみの市販クリームを使ってください。

アットノンの効果2:刺激による肌へのダメージを軽減

アットノンには抗炎症成分であるグリチルリチン酸二カリウムも配合されており、デリケートゾーンの黒ずみを引き起こす肌へのダメージを軽減する効果もあります。

摩擦や洗浄などで肌に刺激が与えられると、メラニン色素の蓄積が起こりやすくなり黒ずみが発生します。しかし、アットノンをデリケートゾーンの黒ずみケアに用いると、グリチルリチン酸二カリウムの作用で刺激が緩和され、黒ずみにくい状態を目指すことが可能です。

デリケートゾーンの黒ずみにアットノンを使うメリットとデメリット

アットノンをデリケートゾーンの黒ずみに使った場合のメリットとデメリットを紹介します。

アットノンをデリケートゾーンの黒ずみに使う3つのメリット

成分から判断するに、肌の黒ずみケアにアットノンは効果的です。もしデリケートゾーンの黒ずみにアットノンを使う場合、次のような3つのメリットがあります。

メリット1:身近なお店で気軽に購入できる

アットノンは身近なお店で販売されており、通販でも購入できます。どこででも手軽に購入できるため、思い立ったときにすぐデリケートゾーンの黒ずみケアを始められることがメリットです。

デリケートゾーンの黒ずみは、いずれの商品を使うにしてもすぐに良くなるわけではありません。継続が大切です。気軽に購入できるアットノンであれば、デリケートゾーンの黒ずみケアを続けるためのストレスも軽減されます。

メリット2:誰にもデリケートゾーンの黒ずみを見られることがない

誰にもデリケートゾーンの黒ずみを見られることがなく、1人で自宅にてケアができることがメリットのひとつとなります。

たとえば美容系の医療機関でもデリケートゾーンの黒ずみケアに応じてもらえますが、医師や看護師に黒ずみ部分を見られるのに抵抗がある方は多いものです。アットノンを使った自宅でのケアなら、恥ずかしさも抵抗感もなくケアが始められます。

メリット3:テクスチャ―を好みにあわせて選べる

アットノンシリーズでは軟膏タイプとジェルタイプが販売されており、テクスチャを好みにあわせて選べるのもメリットとなります。

軟膏タイプはしっとり感があるもののベタつかず、よく塗り込めば白く残ることもありません。対してジェルタイプはさらにベタつきがなく、さらっとした使い心地です。

またデリケートゾーンに黒ずみとともにかゆみもある場合は、かゆみ止め成分配合の製品も選べます。さまざまな種類が販売されているので、好みや肌の状態、季節などにあわせて選べることが魅力です。

アットノンをデリケートゾーンの黒ずみに使う3つのデメリット

デリケートゾーンの黒ずみケアにアットノンを使うことにはメリットもあります。しかしリスクやデメリットもあるので、実際に使い始める前に知っておくことが大切です。

アットノンにはどのようなリスクやデメリットがあるのか、3つの観点から解説していきます。

デメリット1:肌への刺激や副作用のリスク

アットノンは子どもでも使える優しい処方ではあるものの、デリケートゾーン黒ずみケア専用の商品ではありません。デリケートゾーンは全身の中でも特に肌が薄く弱い部分なので、刺激が強すぎたり、副作用が起きたりするリスクがあります。

肌は刺激を受けるとメラニン色素をつくりだすため、アットノンでのデリケートゾーンケアによって、黒ずみが悪化してしまうこともあるため、慎重に使用することが大切です。小林製薬のアットノン公式ページには、副作用について次のように記載されています。

2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、製品の添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること

関係部位              症状
皮ふ       発疹・発赤、かゆみ、はれ

引用元: 小林製薬:アットノンEXジェル

また出血性血液疾患の方や、わずかな出血でも重篤な症状が現れる可能性のある方は、使用しないようにとの注意書きもあるため注意が必要です。アットノンは化粧品ではなく医薬品であるため、副作用が起こる可能性があることを知っておいてください。

デメリット2:美白※美容成分が配合されていない

デリケートゾーンの黒ずみは、肌の奥にメラニン色素が蓄積されて起こるものです。そしてメラニン色素を積極的に排出させるには、美白※美容成分の効果が欠かせません。

しかしアットノンには美白※美容成分が配合されておらず、もし刺激や副作用なく使えたとしても、デリケートゾーン黒ずみケアの効果が現れるまで長い期間がかかるというデメリットがあります。

アットノンでデリケートゾーンの黒ずみケアをするということは、ターンオーバーを正常化させ、少しずつ肌が持つ本来の機能を高めていき、自然にメラニン色素が排出されるのを待つことです。

ターンオーバーは一般的に28日サイクルですが、1回のサイクルでデリケートゾーンの黒ずみをつくりだしている、メラニン色素がすべてなくなることはありません。美白※美容成分が配合されていなければ、長期にわたるケアが必要となります。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ

デメリット3:本来なら肌の薄い部分には使えない

アットノンをデリケートゾーンの黒ずみに使うことについて解説してきましたが、アットノンは本来であれば、肌の薄い部分には使えません。注意書きには次のようにあります。

2.次の部位には使用しないこと
目や目の周囲、粘膜(例えば、口腔、鼻腔、膣等)

引用元: 小林製薬:アットノンEXジェル

目の周囲は皮膚が薄い部分です。そして粘膜への使用も禁止されています。粘膜の近くであり肌の薄いデリケートゾーンは、アットノンの使用に適していません。

デリケートゾーン黒ずみケア用のアットノンをお得に購入できるショップ

デリケートゾーンの黒ずみケアにアットノンを使いたい場合は、最もお得購入できるショップで買ったほうが経済的にも続けやすくなります。そこで、どこならアットノンをお得に買えるのか、大手のECショップを中心に2023年3月の価格を調査しました。

スクロールできます
 製品種類税込価格送料URL
AmazonアットノンEXジェル890円無料Amazon
楽天市場アットノンEXジェル1,073円無料楽天
Yahoo!ショ
ッピング
アットノンEXジェル860円230円Yahoo!ショッピング

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでアットノンの価格を比較したところ、最も安く購入できるのはAmazonでした。小林製薬公式サイトでは、メーカー希望小売価格が1,300円(税込1,430円)と記載されているので、一般的なお店で購入するのと比較してもAmazonの価格は安くなっています。

デリケートゾーンの黒ずみにアットノンを試してみたいという方は、Amazonで購入してみてください。

デリケートゾーンの黒ずみにアットノンは不向き…使っても改善効果を得るのは難しい

デリケートゾーンの黒ずみにアットノンを使った場合、ターンオーバーの正常化や抗炎症作用、肌の修復作用などにより肌をキレイにすることはできます。ただし美白※美容成分が配合されておらず、肌の持つ代謝能力に頼るケアです。効果を実感するにはかなり長期的なケアが必要となります。

またアットノンがデリケートゾーンの黒ずみケアに適していない製品であることも問題のひとつです。全身の中でも肌が薄く、敏感な部分であるデリケートゾーンに塗って、刺激を感じたり副作用が現れたりした場合は、黒ずみが悪化してしまうこともあり得ます。

アットノンに関するQ&A

アットノンの使用について、よくある質問にお答えします。Q&A方式で解説していきますので、アットノンを使う際の参考にしてください。

アットノンは誰でも、何歳でも使用できますか?

アットノンに年齢制限はありませんが、使ってはいけない方、注意したい方はいます。

アットノンには年齢制限はありません。子どもでも使えると公式サイトに記載されているので、小さな子どもに塗っても大丈夫です。

ただし次のような方は使用に注意が必要であり、事前に薬剤師や登録販売士、医師などに相談した上で使うようにしてください。

  • 病院での診察を受けている方
  • 薬剤使用でのアレルギー歴がある方
  • 使用したい部分の怪我が乾いていない方
  • 使用したい部分の肌がただれている方

また次の条件に当てはまる方は、使用しないでください。

  • 血友病の方
  • 血小板減少症の方
  • 紫斑病の方
  • その他出血性血液疾患の方
  • 出血で重篤な症状が現れる方

注意書きには記載されていないので、妊娠中・授乳中の方でも肌に刺激を感じなければ使えます。ただし上記に当てはまる場合では、慎重な使用が必要であったり、使用しなかったりすることが求められているため注意してください。

アットノンの正しい使い方を教えてください

1日に数回、適量を気になる部分に塗り込んでください。

アットノンの使い方は1日に数回、気になる部分に指でよく塗り込むだけです。またはガーゼや包帯などに塗った上で、気になる部分に貼り付ける方法でも構いません。

ただし使用する際には、目に入らないように慎重に使うようにしてください。また外用薬であるため、口には入れないように使います。

また血液が固まりにくくなる処方であり、傷口が乾いていない状態での使用は禁止されているため、傷が傷跡になったときが使い始めるのに適したタイミングです。

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