デリケートゾーンの黒ずみにバイオイルは効果的なのか、口コミと全成分の効果から検証しました。
バイオイルはデリケートゾーンの黒ずみに良い?特徴や価格、刺激をまとめ

デリケートゾーンの黒ずみに良いと噂になっているバイオイルですが、どのような商品かご存じない方もいるものです。そこでまずは、バイオイルとはどのような商品なのか、特徴や価格などの基本的な情報について紹介していきます。
価格 | 25ml:770円(税込) 60ml:1,760円(税込) 125ml:3,080円(税込) 200ml:3,960円 |
容量 | 25ml、60ml、125ml、200ml |
主な配合成分 | ピュアセリンオイル ビタミンA ビタミンE ラベンダーオイル ローズマリーオイル |
特徴 | 1987年発売 世界162カ国で販売されている 南アフリカヨハネスブルグの生産施設にて管理 カモミールとラベンダーの香りで癒される |
効果 | 傷跡・ニキビ痕のケア、保湿ケア |
低刺激性 | パッチテスト済み ノンコメドジェニックテスト済み 医薬品適性製造基準準拠の施設で製造 |
テクスチャー | オイル特有のベタつきが感じられる |
販売元 | 小林製薬 |
購入可能店舗 | Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、LOHACO |
参照:バイオイル(小林製薬)
バイオイルは小林製薬から販売されているスキンケア商品ですが、南アフリカのヨハネスブルグの施設にて製造されています。施設は医薬品適性製造基準準拠であり、化粧品でありながら高い衛生基準にて製造されていることが特徴です。
バイオイルの口コミから効果を検証!実際に使った方は効果を実感している?

バイオイルは1987年から販売され続けている商品なので信頼性は高いです。しかし実際に使った方は、どのような感想を抱いているのかバイオイルの口コミを調べてみました。
実際にバイオイルを使った方からの効果に関する口コミをツイッターやアットコスメで探したので、いくつか紹介します。
バイオイルについてのツイッターに投稿された口コミを紹介

ずっと悩んでる黒ずみ問題💦
引用元:ツイッター
膝立ち動作とか色々やってたら、
アザが出来るし、膝が黒ずんでくる😱
プランクとかしてる肘も同じ💦
(前略)ニベア(中略)・バイオイル…
色々長い期間試してるけどイマイチ😥
膝上のお肉も落としたいわ…🫠
何度かお世話になってるバイオイル。
引用元:ツイッター
最近では子育ての勲章膝の黒ずみへメインに使ってます😗
化粧水に数滴混ぜてお肌の保湿に使うのも好きです。
お尻のザラザラとデリケートゾーンの黒ずみにバイオイル塗って3日
引用元:ツイッター
尻とVラインにでっっかい吹き出物🥲かゆ😢
バイオイルについてのアットコスメに投稿された口コミを紹介

無くなったら購入する商品です。傷跡等が薄くなる効果がある、黒ずみも薄くなると聞いたので肘膝の黒ずみに使い始めました。今は乾燥シーズンに顔の潤いの為に+アイテムとしても使ってます。割高かもしれないけど、いつも1番小さなサイズのを購入してます。フレッシュなのが良いかなと思って。香りは何年か前に変わりましたね。独特な香りでは無くなったので誰でも使いやすくなったかも。私は前の香りが好きでしたが。
引用元:アットコスメ
妊娠線ができてしまったので、産後8ヶ月ほど使用していますが、今のところ効果は感じられません。。
引用元:アットコスメ
かなりの保湿力があるので、保湿をするという面では良いかなと思いますが、使用すると手も容器もベトベトになるので、ベトベトにならないよう容器を改良してもらえると嬉しいです。
本当に口コミどおり妊娠線が薄くなるのか、引き続き様子を見たいと思います。いまのところ効果はないので、評価は低めです。
昔から知ってはいるけど手を出さない商品でしたが、
引用元:アットコスメ
ここ最近、お年頃のせいもあってか
顔にデキモノができた後の傷の治りが悪く、
赤く痕が残ってしまっています。
そこでなんとなくこちらの商品を試してみたところ、
しばらく顔に残っていた痕が
日に日に小さく薄くなっていきました。
え?何が入ってるの?と思い、成分を確認したほどです。(見ても分かりませんが)
少量で伸びがいいのに
しっかり保湿してくれるのも良くて、
これからの乾燥する季節にもぴったりです。
顔と身体に使っていますが
すぐには無くなりそうに無いので
とてもコスパが良いと思います。
もっと早く使ってみたら良かったと思いました。
ニキビ痕などに悩んでいる方は
一度試して頂きたい商品です。
口コミ総論:ニキビ痕には効果あり?ただしバイオイル自体の口コミイマイチ…

ツイッターとアットコスメでバイオイルについての口コミを調べたところ、バイオイル自体の口コミはイマイチという結果になりました。妊娠線や黒ずみに使っているという方もいましたが、あまり大きな効果は実感されていません。
ただしニキビ痕が改善された、保湿力があるなどの口コミも見られたので、口コミを検証する限りでは用途によっては効果が感じられる商品です。
ただし、デリケートゾーンにバイオイルを使ったところ、ニキビが発生したとの口コミもあったので、デリケートゾーンの黒ずみケアには刺激が強すぎる可能性があります。
バイオイルの成分を調査|デリケートゾーンの黒ずみに良い作用はある?

バイオイルにどんな成分が配合されているのか、バイオイルはデリケートゾーンの黒ずみにどんな作用があるのかを調べました。
バイオイルには植物由来の成分が多く見られますが、酸化防止剤や香料、着色料なども配合されています。バイオイルの成分ごとの効果も調査したので、安全性の確認のためにも参考にしてください。
配合成分 | 配合の役割 | 効果 |
---|---|---|
ミネラルオイル | 基剤 | スキンケア商品のベースとなる材料として配合される石油系混合物。 |
トリイソノナノイン | 増粘剤 | イソノナン酸とグリセリンの鳥エステルで、増粘剤として化粧品に用いられる。 |
エチルヘキサン酸セテアリル | 基剤 | 肌を柔らかくする効果持つ、ベタつきの少ないベース材料。 |
ミリスチン酸イソプロピル | 混和剤 | 肌を柔らかくする効果を持つ、油性成分同士の混合に使われる溶剤。 |
パルミチン酸レチノール | 整肌成分 | ビタミンA誘導体であり、ターンオーバー正常化、肌機能活性化、コラーゲン生成などの効果がある安定性の高い成分。 |
酢酸トコフェロール | 整肌成分 | 酢酸エステル化した合成型のビタミンEで、肌の血行促進による肌荒れ改善と保湿、抗酸化作用などの効果を発揮する成分。 |
ラベンダー油 | 抗菌成分 | ラベンダーから抽出される。香りによって不安感を軽減させる作用を持つ抗菌成分。 |
ローズマリー葉油 | 香料 | ローズマリーの葉から抽出される。気分をスッキリとさせたり疲れを回復させたりする効果を持つ香料。 |
ローマカミツレ花油 | アンチエイジング成分 | ローマンカモミールの花から抽出される。肌の糖化を防ぐ効果を持ち、香りによる精神リラックス効果も得られる。 |
ビサボロール | 抗炎症成分 | 皮膚への刺激を緩和する作用を持つ抗炎症成分。 |
トウキンセンカ花エキス | 抗酸化・色素沈着抑制成分 | トウキンセンカの花から抽出される。フリーラジカル消去作用を持つ抗酸化成分であり、メラニン色素の生成を抑制することから色素沈着効果も持つ。 |
ダイズ油 | 基剤 | 大豆から得られるオイル。肌を柔らかくする作用を持つ基剤として化粧品に用いられる。 |
ヒマワリ種子油 | 基剤 | ひまわりの種子から得られるオイル。肌を柔らかくする作用を持つ基剤として化粧品に用いられ、食用サラダ油としても使用される。 |
BHT | 酸化防止剤 | 食品や化粧品、医薬品に用いられる酸化防止剤。 |
香料 | 香料 | 商品に香りをつける。 |
赤225 | 着色料 | 商品に色をつける。 |
バイオイルのデリケートゾーンの黒ずみへの3つの効果

バイオイルはデリケートゾーンの黒ずみへの効果が期待できるのでしょうか?
成分と口コミの内容も参考にしながらバイオイルのデリケートゾーンの黒ずみへの効果を検証しました。
バイオイルの効果1:肌を保湿する作用がある

バイオイルの効果で最も期待できるのは、肌を保湿する作用です。バイオイルにはミネラルオイル、ラベンダー油、ローズマリー葉油、ローマカミツレ花油、大豆油などさまざまなオイルが含まれています。
オイルには肌の上で膜をつくり、肌内部の水分を逃さないようにする効果があります。乾燥肌は皮脂が不足することによって起こりやすくなるため、皮脂の代わりとなるオイルを足してあげれば乾燥を防げる可能性が高くなるのです。
オイルが多く配合されているバイオイルは、肌の皮脂代わりとして役立ちます。デリケートゾーン黒ずみが乾燥によって起こっている方にとっては、ケア効果が期待できる商品です。
バイオイルの効果2:傷跡をケアする効果を持つ

バイオイルはもともと、傷跡やニキビ痕をケアするための商品として販売されています。そのため傷やニキビによって残った肌の痕を改善するためにも効果的です。
傷やニキビなどによる痕は、炎症によって色素沈着が引き起こされた結果です。そのため同じく色素沈着によって引き起こされやすいデリケートゾーンの黒ずみにも効果が期待できます。
またバイオイルには肌を柔らかくする作用を持つ成分がいくつか配合されているため、肌が柔らかくなることによって、デリケートゾーンの黒ずみが目立たなくなることもあります。
バイオイルの公式作用では傷跡・ニキビ痕となっていますが、デリケートゾーンの黒ずみにも効果を発揮してくれる可能性があります。
バイオイルの効果3:乾燥による肌荒れやターンオーバーの乱れを改善する効果を持つ

バイオイルには、乾燥による肌荒れやターンオーバーの乱れを改善する効果があります。
ターンオーバーとは、作られた細胞が肌の表面に押し出されて、やがて垢となって剥がれ落ちる…という、肌の代謝サイクルのことで、通常であれば約28日周期で行われます。
保湿成分が多く配合されているバイオイルを使えば肌の乾燥が防げ、乾燥・肌荒れ・ターンオーバーの悪循環が断ち切られ、改善されます。
デリケートゾーンの黒ずみはターンオーバーやバリア機能の低下により、メラニン色素が肌内部に定着しやすくなること、メラニン色素が作られることで起こるものです。
つまり、しっかりと保湿を行って肌の乾燥を防げれば、デリケートゾーンの黒ずみは発生しにくくなります。
バイオイルはデリケートゾーンの黒ずみ改善が期待できない?

バイオイルでデリケートゾーンの黒ずみを改善するには、バイオイルの効果は少々物足りないと言えます。なぜなら、バイオイルには美白※美容成分が配合されていないためです。
デリケートゾーンの黒ずみを治す市販クリームには、効果が認められた美白※美容成分が配合されています。しかしバイオイルには配合されていません。
バイオイルでの黒ずみケアは数年かかる可能性が高い
バイオイルの成分の一つである「トウキンセンカ花エキス」にはメラニン色素の生成を抑制する作用があるとされますが、厚生労働省により認可されているような確かな効能ではないのが事実です。
バイオイルには乾燥によるターンオーバーや、バリア機能の低下によるデリケートゾーンの黒ずみをケアする効果があります。しかし、ターンオーバーやバリア機能の正常化による黒ずみケア作用は、何年も継続しなければ効果が実感できないものです。
したがってバイオイルを使っても、すぐにデリケートゾーン黒ずみ改善効果は期待できません。ただ肌の乾燥予防には高い効果があるので、予防をしたいという方や、長年かけて少しずつでも良いから改善していきたいと考えている方には適した商品です。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
デリケートゾーンの黒ずみケアにバイオイルは使える?はじめに知っておきたい3つの注意点

バイオイルをデリケートゾーンの黒ずみに使う場合はいくつかの注意点があるため、注意点を知ってから使い始めるようにしてください。
バイオイルの注意点1:独特の香りがあるので好みがわかれる

バイオイルには香料も含まれており、独特の香りがあります。そのため好みがわかれることに注意が必要です。
アットコスメで見つけたバイオイルの口コミによると、以前よりも香りの独特さはなくなりました。しかし香りがあることに変わりはありません。
もし好みの香りなら心地よく使えます。しかし好みでない香りであった場合、デリケートゾーンの黒ずみケアをするたびに不快さを感じてしまいます。
人によってはバイオイルに薬品のような香りがすると感じられることもあり、デリケートゾーンのニオイと交じることにより、さらに不快に感じられることもあるので様子を見ながら使ってください。
バイオイルの注意点2:ベタつきがあり使いにくい

バイオイルにはオイル製品特有のベタつきがあることが注意点のひとつです。
口コミではバイオイルは、オイルの中では軽いテクスチャーだと評判になっています。しかしさっぱりとしたテクスチャーが好みの方であれば、ベタつきが気になる可能性があります。
ましてデリケートゾーンのような敏感な部位につけるのであれば、よりベタつきが気になりやすいものです。もし生理ナプキンなどをつける際にバイオイルを塗ると、ベタつきによって蒸れて、黒ずみが悪化してしまうこともあります。
バイオイルの注意点3:肌に負担の大きい成分が配合されている

バイオイルには香料・着色料・BHTなど、肌に負担の大きい人工的な成分が配合されています。そのためデリケートゾーンの黒ずみケアに使用すると、強い刺激を感じることがあるので注意してください。
バイオイルはデリケートゾーン黒ずみケア専用の商品ではありません。もっと肌が強い部分に使うことを前提として作られた商品です。
もし敏感肌の方がデリケートゾーンに使った場合、刺激が強すぎて、デリケートゾーンの黒ずみが悪化してしまうこともあります。肌は外部からの刺激を受けると、メラニン色素の生成を促そうとするためです。
バイオイルにはデリケートゾーンの黒ずみケアに効果的な成分も配合されています。しかし反面、肌にとって刺激の強い成分も配合されているため、まずは比較的肌が強いVラインなどに塗ってみて、様子を見ながらケアを進めていくようにしてください。
バイオイルをお得に購入できる店舗はどこ?Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングを調査

バイオイルはデリケートゾーン黒ずみケアには適さない商品です。しかし、使ってみたいと思われている方のために、バイオイルをお得に購入できる店舗情報について紹介します。
大手ECサイトであるAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングと、公式サイトの価格を検証しました。
ショッピングサイト | 商品価格 | 送料 | 合計金額 | URL |
---|---|---|---|---|
Amazon | 770円(税込) | 合計2,000円以上の場合:無料 合計2,000円未満の場合:410~450円 | 770円~1,220円(税込) | Amazon |
楽天市場 | 25ml:660円 | 600円 | 1,260円 | 楽天市場 |
Yahoo!ショッピング | 25ml:660円 | 600円 | 1,260円 | Yahoo!ショッピング |
3つのECサイトを比較すると、Amazonが最も安価で販売していることがわかります。
ちなみに紹介したAmazonの販売価格は、小林製薬の公式サイトからのWEB購入ページでもあるので、公式サイトとAmazonの販売価格は同じです。
また、楽天市場とYahoo!ショッピングの販売価格も、送料を含めて全く同じとなりました。
デリケートゾーンだけでなく全身の黒ずみケアにバイオイルを使ってみたいと思われていて、最安値で購入したい方はAmazonで購入して試してみてください。
バイオイルのQ&A

バイオイルについて疑問に感じていたり、不安を抱えていたりする方のために、よくある質問をピックアップして回答します。