追加メニュー
プラセンタ注射
■ プラセンタとは?— 滋養強壮若返り —
胎盤のことをプラセンタといいます。プラセンタ療法とは、胎盤より抽出された有効成分を注射する治療法です。 胎盤の薬効は古くから注目され、とりわけ滋養強壮薬、若返りの薬として珍重されており、多数の漢方薬に配合されてきました。
■ 胎盤の中に含まれてる有効成分
タンパク質、脂質、糖質、ミネラル、ビタミン、アミノ酸、様々な酵素、各成長因子(肝細胞増殖因子、神経細胞増殖因子、上皮細胞増殖因子、線維芽細胞増殖因子、コロニー形成刺激因子、インシュリン様成長因子、インターロイキンなど)
■ 医薬品としてのプラセンタ—疲労回復!快眠!顔色が良くなる!—
これらの効能は、医学の面でも応用され、日本でもプラセンタ有効成分を抽出した注射薬が昭和30年ごろより開発され、治療薬として使用されてきました。
■ 動物実験やその他から
1.細胞呼吸促進作用がある。
2.細胞内皮系賦活する。
3.創傷治癒を促進する。
4.抗疲労作用がある。
5. 肝機能を改善する。 などの効果のある薬として、厚生大臣認可のもと肝臓病の肝機能改善に使われ現在も需要が継続しています。当院でも希望者に投与していると具体的な声とし て、「疲れがとれる・よく眠れるようになる・顔色が良くなる・肌がしっとりぷるぷるした感じがする・シミが薄くなる・風邪にかかりにくくなる・月経不順や 月経困難症が治る・白髪が黒くなってきた」等の効果がありプラセンタ治療を希望する人が増えています。効果の発現としては、個人差もありますが1~2回で 現れる場合もあります。
■ プラセンタ治療薬の安全性
プ ラセンタは胎盤から抽出されているため、その安全性についてよく質問されるところですが、昭和30年代より多くの方に使用されていますが、重篤な副作用は 報告されておらず、あるとすれば注射部位の発赤や硬結ぐらいです。このためアレルギー体質の方はご注意下さい。また、エイズや肝炎などのウイルス感染、 細菌感染などに関しては、感染性のある胎盤は使用していないのは当然ですが、製薬会社が厚生省の指定する以上の加熱処理を行っているため、完全に除去されており安心です。
■ プラセンタ療法の効果
プラセンタ療法は下記のような様々な疾患に効果が期待できます。
疲 れ、不眠、肩こり、腰痛、筋肉痛、関節痛、シミ、くすみ、肌荒れ、皮膚乾燥症、冷え性、しもやけ、更年期障害、自律神経失調症、月経困難症、生理不順、膠 原病、肝機能障害、アレルギー疾患(アトピー・喘息・リウマチなど)、胃十二指腸潰瘍、免疫強化作用(風邪をひきにくくなるなど)
■ 【プラセンタ】未承認機器・医薬品に関する注意事項について
医薬品医療機器等法上の承認:未承認(当院でプラセンタ治療に使用しているラエンネックならびにメルスモンは、厚生労働省で医薬品として認可されています。ただ、保険適応として認められているのは慢性肝疾患における肝機能の改善で、その他を目的とした治療は自由診療となりますのでご注意ください)
同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等の有無:有
特定生物由来製品に該当しますので、製造番号又は製造記号(ロット番号)、使用年月日、使用した患者の氏名、住所等を記録し、少なくとも20年間保存することが義務付けられています。
リスク・副作用:3.0%程度の方に、注射部位の疼痛、発赤等や、悪寒、発熱、発疹が等が起こることがあります。
諸外国における安全性等に係る情報に関して:
プラセンタの安全性の確認について
ラエンネック・メルスモンを含め、ヒトの胎盤をもとにした医薬品によって、感染症がおこった報告は国内・海外ともにありません。しかし変異型クロイツフェルトヤコブ病等の感染のリスクを完全には否定することは現在のところ困難です。このことから、ラエンネック・メルスモンを使用した方は、献血ができなくなりますのでご注意ください。また、ラエンネック・メルスモンは安全性を担保するため、以下の方法で安全性を担保しています。
提供者の海外渡航歴、細菌やウイルスなどの感染症のスクリーニングの実施
B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス及びヒト免疫不全ウイルスの検査を通過した原材料を使用
3種類の異なる工程で滅菌処理
最終製品がB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、ヒト免疫不全ウイルス、ヒトT細胞白血病ウイルス、パルボウイルスB19ウイルスの検査で陰性であることを確認した上で製品として出荷
■ 料金(税込)
初回 4,400円 2回目から 2,200円
最初の1~2ヶ月(初期療法)は週1~2回(1アンプル)、維持療法は1~2週間に1回くらいが効果的です
点滴療法研究会 マスターズクラブ会員 佐井雄一
佐井泌尿器科・皮フ科クリニック 052-847-5110
投稿者