1840年にオゾンガスをShonbeinによって発見。
ギリシャ語のOZEIN(臭う)からOZONEと命名。環境問題である大気汚染により、「オゾン=有害」のイメージがありますが、大気汚染の指標としてオゾンが使われているだけであり、オゾン=有害ではありません。
第一次世界大戦時にオゾンガスを外傷に応用。
1935年に第59回ドイツ外科学会にてErwin Payerが「外科におけるオゾンによる治療について」を発表しましたが、オゾン耐性材が無い事により発展しませんでした。また1936年医師だけでなく、医師以外のものが治療としてオゾンガスを直接血管内投与したケースで問題が多発したため、米国FDAが全面禁止とし今に至ります。
しかし、1999年まではオゾン耐性材がなかったため副作用がありましたが、2000年以降はオゾン耐性材の発展やクエン酸ナトリウムの正確な使用、オゾン濃度を徐々に上げていくなどの手法向上により副作用報告はなくなり、2000年~現在副作用報告は0件です。
ヨーロッパ諸国、特にドイツ・イタリアなどで発展している治療法です。