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003)メンズヘルス LOH症候群
LOH症候群の治療
当院の治療の流れ
※ LOH症候群の診断 まず下記の症状がないかを問診票でお訊きします。
総合的に調子が思わしくない。(健康状態、本人自身の感じ方)
関節や筋肉の痛み。(腰痛、関節痛、手足の痛み、背中の痛み)
ひどい発汗(思いがけず突然汗が出る。緊張や運動と関係なくほてる)
睡眠の悩み(寝つきが悪い、ぐっすり眠れない、寝起きが早く疲れがとれない、浅い睡眠、眠れない)
よく眠くなる、しばしば疲れを感じる
いらいらする(当り散らす、些細なことにすぐ腹を立てる、不機嫌になる)
神経質になった(緊張しやすい、精神的に落ち着かない、じっとしていられない)
不安感(パニック状態になる)
身体の疲労や行動力の減退 (全般的な行動力の低下、活動の減少、余暇活動に興味がない、達成感がない、自分をせかさないと何もしない)
筋力の低下
憂うつな気分(落ち込み、悲しみ、涙もろい、意欲がわかない、気分のむら、無用感)
※ 血液検査で下記の検査の採血をします。
① フリーテストステロン 男性ホルモンであるテストステロンの量を測定します。
② 他の性腺に作用するホルモン
③ 肝機能検査 男性ホルモン投与により肝障害や多血症の副作用を生じる場合があるため定期的に検査をします。
④ 糖尿病・脂質代謝異常の検査
⑤ 前立腺特異抗原(PSA) 男性ホルモン投与により潜在している前立腺がんを進行させる可能性があるため、 前立腺がんがないかを調べます。
※ 治療
40歳未満
HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
精巣からテストロンを分泌するように命令するホルモン「HCG」5000単位を週1回筋肉注射をします。
40歳以上
エナルモンデポー(男性ホルモンの注射薬)
まず125mgを2週間に1回筋肉注射をします。
1回目注射後7日後にフリーテストステロンを測定して、
フリーテストステロンが改善していることを確認し用量が十分かを判定し、
足りていなければ注射の用量を250mgに変更します。
グローミン
テストステロン外用薬で、注射にて男性ホルモンを投与し症状が改善した方や
遠方で注射に通院できない方に使用します。
塗るだけですので、痛みなく自宅で治療が可能です。
また注射はうって7〜9日目に血中濃度がピークになりその後減少していきますが、
外用の場合血液中の男性ホルモンの濃度がほぼ一定になるので、LOH症候群の症状の変動が注射よりも少ないという利点があります。
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