名古屋の佐井泌尿器科・皮フ科クリニックです

膣縮小・尿失禁レーザー治療・ED治療・バイアグラ・AGA治療・プロペシア・女性のびまん性脱毛・LOH症候群などお気軽にご相談下さい

皮膚科

皮膚科の一般診療に関する内容

皮膚に関する一般的な病気・症状など皮膚疾患の診断と治療をいたします。
アトピー性皮膚炎や、水虫、イボ、乾癬、などお悩みの方はお気軽にご相談下さい。
当院は新しい医療機器を導入しています。病院などで行われているような治療・検査も当院内でも行うことができます。

疾患例

その他、爪矯正、ピアスの穴あけ、ピアストラブル対応まで幅広く対応しております。
お肌のトラブルや皮膚の悩みに関しては、経験豊富な医師が親切、丁寧に対応いたします。
どうぞ安心なさって来院下さい。

アトピー性皮膚炎の治療のゴール〜TARC検査について

アトピー性皮膚炎は患者の多くがアトピー素因をもっていて慢性的に増悪と寛解を繰り返しますが、症状の程度に応じた適切な治療を行うことにより症状がコントロールされた状態に維持されると自然寛解の期待できる疾患です。
このためアトピー性皮膚炎の治療のゴールは「アトピー性皮膚炎のない人と同じような生活ができて、軟膏を塗るとき以外はアトピー性皮膚炎があることを忘れていられること」です。この状態を維持することでアトピー性皮膚炎がはじめて自然寛解へ向かっていくのです。
アトピー性皮膚炎の治療はステロイドと保湿剤の外用が中心です。これにより皮膚症状が改善し,見た目にも自覚的にも症状がなくなればゴールに達しているということになります。しかし、近年特に成人30歳以上の有病率が増加している上に、重症化・難治化傾向が問題になっており、重症度に応じた適切な治療の重要性が改めて指摘されています。

アトピー性皮膚炎の重症度の判定にTARC(Th2ケモカイン)検査
TARC(Thymus and activation-regulated chmokine)は、白血球走化作用を持つケモカインの一種で、過剰産生されるとTh2細胞を病変局所に引き寄せ、IgE抗体の産生や好酸球の活性化が起こり、アレルギー炎症反応を惹起すると考えられています。とりわけ、アトピー性皮膚炎において特異性がみられ、重症になるほど著明に上昇し、軽快に伴い減少します。
このためTARCの測定はアトピー性皮膚炎の病態を客観的に数値化することで重症度評価として有用です。
従来はアトピー性皮膚炎の重症度の判定には視診と自覚症状でした。
確かに皮膚疾患であるアトピー性皮膚炎は内臓疾患と違って、医師だけでなく患者自身でも目で見て重症度を判定することができるのですが、TARC(タルク)検査が登場して見た目に症状がなくなっていても重症度が高くまだ治療のゴールに達していない場合があることが分かってきました。
TARC検査を定期的に(通常月1回)行うことで、重症度を見ながら治療をすると塗り薬をしっかり使用して皮膚の炎症がおさまるとTARC値は下がりますが、その後再び皮膚に炎症が起こるとTARC値は上がります。
TARC値が正常化する前にステロイドの外用を減量すると症状は悪化します。つまり見た目の症状で判断せず、TARC値で判断することが重要なのです。
そして医師の指示どおりに根気よく塗り薬を使用すれば、皮膚の炎症が軽くTARC値も上昇しない期間がだんだん長くなりやがて塗り薬の量を減らしても皮膚の症状があまり悪化せず、快適な日常生活を送れるようになっていきます。

検査方法:採血
正常値(pg/ml)
小児(6~12ヶ月):1367未満
小児(1~2歳):998未満
小児(2歳以上):743未満
成人:450未満

●アトピー性皮膚炎の重症度判定の目安(参考)
・成人
血清TARC値 700pg/ml未満:軽度
血清TARC値 700pg/ml以上:中等症以上

・小児
血清TARC値 760pg/ml未満:軽度
血清TARC値 760pg/ml未満:中等度以上

ステロイド外用戦略
すでに当院ではFTU(Finger Tip Unit)とという単位で外用することをお勧めしています。下図のように1FTUは自分の人差し指の第一関節まで出した軟膏量で、手のひら2枚分の面積に塗る量に相当します。
これを朝、夕 1日2回、病変部位に塗布しTARC値が正常化するまで皮膚症状をコントロールします。

ステロイド外用薬・保湿剤の使用量の目安

TARC値が正常化した後TARC値が正常化してから、ステロイドの減量を開始します。減量の最初は1日1回の外用とし、TARC値を見ながら隔日から週数回の外用へと減らしていきます。
こうしてTARC値を正常に維持できれば、アトピー性皮膚炎の治療のゴールに達したことになりこの状態を続けることで自然寛解を期待できます。

アトピー性皮膚炎のスキンケア

アトピー性皮膚炎のスキンケアで最も重要なのは皮膚のバリア機能の保持をするために下記のことに注意することです。

ステロイド薬の塗り方
食事の注意
痒みが強くなる可能性のある食べ物

(すべてを制限することはできませんが、思い当たるものがあればひかえて下さい。)
A.野菜:
ホウレンソウ、セロリ、トマト、ナス、キュウリ、ジャガイモ、ヤマイモ、サトイモ、タケノコ、トウモロコシ、エノキダケ
B.果物:
パイナップル、バナナ、キウイ、アボガド、イチゴ、リンゴ、クリ
C.肉・魚介類:
豚肉、牛肉、鶏肉、サケ(塩漬け)、タラ(冷凍)、サンマ、カレイ、ニシン(酢漬け)、イカ、カニ、エビ、貝
D.麺類:ソバ
E.乳製品:チーズ
F.菓子類:
ピーナッツ、チョコレート、プラム、アーモンド
G.アルコール類:ワイン
H.食品添加物:
清涼飲料水、漬物、和洋菓子、飴、酢、キャビア、醤油、マーガリン、シロップ、ハム、ソ?[セージ、干瓢、コンニャク、ゼラチン、だしの素、インスタントラーメンなど

アトピー性皮膚炎の注意

アトピー性皮膚炎の注意8箇条

  • シャンプー、リンス、ヘアー、スキン香粧品に注意
    やり過ぎないことが大切。香粧品が皮膚に付着したり、リンスなどが残らないように十分にすすぐこと。
  • 衣類、洗剤、洗濯機に注意
    新しい衣類には糊や防カビ剤、漂白剤、柔軟剤、蛍光剤なとがついている。一度よく洗ってから着用。洗剤はすすぎが不十分だと衣服には残って皮膚の表面を刺激することになる。
  • 掃除と掃除法に注意
    拭き掃除を中心に行い、細かいダニや花粉、カビの粉末なとの抗原やハプテンを除くこと。
  • 部屋のレイアウト 冷暖房機の取り扱いに注意
    拭き掃除のしやすいレイアウトを。エアコンのフィルターはまめに掃除を。
  • 離乳食は早まらぬように焦らぬように
    食事療法は個人の判断で行わないこと。腸管のパリアの発達を考えると、あまり早期から離乳食を開始しない方がよい。
  • 外用ステロイドの恐怖症にならぬように
  • 症状、治療の自己判断、民間療法には注意
  • 皮膚は清濁に、日光浴は積極的に、効果的に
    紫外線は皮膚の過剰な免疫反応を抑制する。極端にならない範囲で行うとよい。かなりに効果が期待できる。一方、赤外線には温熱効果があり、発汗を促し、日光浴で赤み、かゆみを増してしまう場合もある。時々シャワーを浴びながら適度に行うのがよい。

SOD療法の詳細

美容皮膚科だけではなく一般皮膚科についても診察をおこなっています。
生活様式の変化に伴いいろいろなアレルギーが増加し皮フ疾患も多様化しています。
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症等、難治な病気もありますが、患者の皆様の身になって治療していきたいと思います。

アトピー性皮膚炎でステロイドの副作用がご心配の方に
アトピー性皮膚炎でステロイドの副作用がご心配の方に

SOD療法(スーパーオキサイドディスムターゼ)のお知らせ
京大出身の医学博士で世界的生化学の権威である丹羽耕三博士(土佐清水病院院長)が開発されたものです。(http://tosashimizu-hospital.com/publics/index/45/
アトピー体質とは角層の保湿機能の低下にあり,環境汚染物質より作られる活性酸素と過酸化脂質により角層の保湿機能が奪われた状態です。
この治療法は環境汚染・ストレスなどで発生する過剰な活性酸素が欧米食中心の食生活による体内の脂質(油の多い食生活)と結び付き過酸化脂質となり(例:油が空気に触れ酸化するような状態)、アトピー性皮膚炎や膠原病・癌などいわゆる現代の難病の原因のひとつになっているということから生まれました。
丹羽博士はアトピー性皮膚炎の原因のひとつを環境汚染と考え、環境汚染が続くかぎり患者さんが増え、重症化すると考えています。
このため治療法は過剰な活性酸素を抑えるSODの内服とSOD入り軟膏を併用し、体内、皮膚の両面から活性酸素、過酸化脂質を取り除きます。症状がひどい時はSODと微量のステロイドの入った軟膏を使用します。
このSODエキスは角層に付着した過酸化脂質の反応を抑制し,且つ同時に軟膏中に含有されているステロイドの副作用(若返り細胞[線維芽細胞]の萎縮)を抑えてステロイドの副作用が出ないようにしてくれます。

もともとこの治療法は

膠原病などステロイドを多量に使うため命に関わる重篤な副作用を生じる場合のある難病に対し、ステロイドの減量・離脱に成功している治療法です。当初はこれらの患者さんの重篤な副作用を軽減し、薬を減量、離脱を目的とし研究されたものが、副作用が減るだけではなくアトピー性皮膚炎の原因を除去する作用もある ことがわかってきました。

SODの成分

糠、麹、はと麦、抹茶、大豆、胡麻などの自然穀物類を特殊加工したものです。

「メリット」
体内の活性酸素を抑制し皮脂の酸化を予防する。
「デメリット(副作用)」
SODに含まれている成分に対しアレルギー症状を生じる場合があります。
「費用(税込)」
◎ SOD内服(100回分) カプセル10,800円
◎ SOD入り軟膏
1)Va軟膏  30g 2,090円
2)AOA軟膏 30g 1,760円
3)AD軟膏  30g  990円

難治性の脱毛症でお悩みの方へ

円形脱毛症など難治性の脱毛症でいろいろな保険診療を行っても
治りにくい場合は保険外診療になりますがいろいろな治療を行っています。

HARG療法
「メリット」
注射する薬剤に含まれる成長因子で発毛を促す。
「デメリット(副作用)」
注射に伴う痛み、薬剤アレルギーのリスクがあります。
「費用(税込)」
110,000円

医療用レーザー発毛 モザイクhp
「メリット」
レーザーの熱作用で発毛を促す。
「デメリット(副作用)」
レーザー照射による痛みと火傷のリスクがあります。
「費用(税込)」
頭 1回55000円 眉 1回11000円

真空含浸発毛法
「メリット」
頭皮を伸展させることで毛穴の洗浄と発毛に関わる成長因子の分泌を促進させます。
「デメリット(副作用)」
頭皮の伸展時に軽度の痛みがあり、治療後うっ血(軽度の内出血)を生じる場合があります。
「費用(税込)」
1回16.500円

ET Dr.Pro
「メリット」
パルス静電場と660nmの赤色の光を発するLEDが毛母細胞の中にあるミトコンドリアに作用し、毛母細胞の分裂を促進し発毛を促します。
「デメリット(副作用)」
光アレルギーがある場合は発疹やかゆみが出る場合があります。
「費用(税込)」
5,500円                                                           

詳細は下記、脱毛症治療専門サイトをご覧下さい。

毛孔性苔癬(毛孔角化症)にFNS

毛孔性苔癬の新しい治療
ダーマローラーの進化形「フラクショナルニードルシステム(FNS)」

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)は毛穴の角質が厚くなり、二の腕や背中、お尻などに触ると、ザラザラとしたぶつぶつができた状態です。思春期頃から目立ってきて25歳以降に徐々に目立たなくなっていきますが、人によっては40歳以降まで続く方も見えます。
ノースリーブの服を着たときなどには見た目に悪く、悩んでいる方は多いと思います。通常の皮膚科の治療では角質を柔らかくする尿素配合の軟膏を外用しますが気休め程度にしかならないのが現状です。このため大部分の方が、「体質だから仕方ない」とあきらめています。しかし毛孔性苔癬はフラクショナルニードルシステムを用いて治療することが可能になり1回でも効果を実感でき、数回の治療で改善いたします。

3つのポイント
毛孔性苔癬とは?

毛孔性苔癬とは?

毛穴に一致してぶつぶつと盛り上がり、赤や茶色の色素沈着ができます。遺伝することが多く毛穴の出口が角化しているために皮膚がざらざらに成りますが、かゆみなどの自覚症状はありません。 特に思春期から症状が出始め、二の腕だけでなく頬や背中から殿部にも出ることがあります。 従来、毛孔性苔癬に対する有効な治療法がなかったですが、フラクショナルニードルシステムにより治すことが可能になりました。

なぜ安全で、効果的な治療が可能なのか?

なぜ安全で、効果的な治療が可能なのか?

毛孔性苔癬は毛穴の角質が厚くなることで生じます。 フラクショナルニードルシステムで髪の毛くらいの太ささで微小な穴を無数にあけ、厚くなった毛穴の角質を破壊し創傷治癒により正常な皮膚に置き換えることでざらつきを解消します。 上の写真は紙にフラクショナルニードルシステムを行ったもので、微小な穴が無数に開いているのが分かります。

Multi Needle
実際の治療

麻酔クリームを塗り、約30分待ってからフラクショナルニードルシステムを行います。
治療時間は片側約5分です。

料金(税込)
自由診療になります。
両二の腕 1回 55,000円  (4週間毎、計3〜5回)

※ 他の部位をご希望の場合ポケットティッシュ4個分が55,000円になります。
治療に伴う
主なリスクは麻酔クリームによるアレルギーです。
主な副作用は出血、真皮を傷つけるためかさぶたができる場合があります。

掌蹠膿疱症

掌蹠膿疱症とは手のひらや足の裏に生じる小水疱または膿疱で寛解、増悪を繰り返して経過する難治性疾患です。(皮膚科特定疾患の中に入っています。)
経過は「季節に関わり無く寛解、増悪を繰り返す」と表現され、1年中手のひらや足の裏に膿疱が生じています。

原因はどういったものですか?

原因は多種多様で、現在判明しているものには金属アレルギーによるものと感染アレルギーが明らかな場合の2種類だけです。感染アレルギーの場合は扁桃がフォーカスになっている場合が多く、こういった感染病巣で免疫複合体というものが生成し発症すると考えられています。また金属アレルギーでは歯科金属によるアレルギーが多数報告されていますのでこういったものも原因となっています。従って治療の経過中にこういった原因の判ったものの検索も同時に進めて行く必要があります。

どういった治療法がありますか?

現在まだこの疾患の病態が明らかにされていません。しかし尋常性乾癬の類似疾患という位置づけがされています。従って尋常性乾癬の治療法の多くは有効です。共通する治療法としてはPUVA療法と呼ばれる紫外線療法や、軽症の場合はステロイド外用剤の単純塗布でもコントロールできます。重症の場合はエトレチナートの内服とPUVA療法の併用が行われます。他にはこの疾患には原因が判明しているものが2種類あるのは前述しましたが、これを利用した原因療法というものも行われています。例えば歯の治療を行ったあとしばらくしてから、症状が現れたという経過があれば、歯科金属による金属アレルギーが原因になっている可能性が高いです。こういった場合歯科金属によるパッチテストを行って陽性であれば、歯科金属を全て取ってしまうと治ることがあります。ただしこれは一種の賭で、高いお金を払って歯科で治療してもらったものの症状に変化がない場合も多々あります。もう一つは、扁桃や歯槽膿漏、齲歯など感染巣が明らかな場合、扁桃摘出や歯科治療が有効な場合があります。
これは十分に感染巣を検索した後に行えば80%程度の有効率が報告されています。ただ、扁桃摘出は外科的侵襲を加えますので感染巣があやふやな状態ではあまり薦められません。それ以外にも掌蹠膿疱症の膿疱は無菌性と言われていますが、なぜか抗生物質の内服が著効を示す場合があります。漢方治療と併用してペニシリン系やマクロライド系の抗生物質を半年以上内服していると結構重症な人でも略治してしまうことをしばしば経験します。どの治療を選んでも随分時間がかかりますのでじっくりと根気よく治療する必要があります。

傷跡(瘢痕)治療

傷跡(瘢痕)の治療は今だ完全なものはなく、今でも多くの施設で様々な試みがなされていますが大変難しく、今だ完全なものはありません。当院では従来から行われているステロイドの局所注射とレーザーを組み合わせ、傷跡(瘢痕)の治療を行っています。
ただこれらの治療に使う機器が新しく、長期的に効果が持続するのかどうかも分かっていません。しかしニキビ痕の瘢痕に対し実施してみて効果は実証され、悪化も見られていません。
当院の治療法は、まず上述したステロイドの局所注射(2週間に1回)を行います。これは即効性がありますが、また戻ってしまったり副作用もあるため長期間、連続投与は限界があります。
このため他の治療を併用する必要があります。
次に別の日にモザイクhpというフラクショナルレーザーを照射します。
これは皮膚を点状に破壊し、真皮部分のコラーゲンを破壊します。
もちろん皮膚全体の破壊ではなく、全体に影響が出るほどではありません。
これにより表皮は周囲からの新しい皮膚に置き換え、真皮では新しいコラーゲンが合成されます。
これを4週に1回、1サイクル5回実施します。
この段階で皮膚は軟らかくなりますし、赤みも減少し、平らになります。

「未承認医薬品等であることの明示」
モザイクhpは未承認機器・医薬品です。
「入手経路等の明示」
韓国ルートロニック社
「国内の承認医薬品等の有無の明示」
同一の機能を持った機器は国内にありません。
「諸外国における安全性等に係る情報の明示」
FDA承認(K193661, JULY 27; 2007) 海外では主にニキビ跡、しわ治療に用いられています。 治療に伴う主なリスクは軽い火傷です。 主な副作用は火傷を生じた場合はかさぶたができ、赤みや色素沈着が残る場合があります。

「治療方法」
点状にレーザーを照射するフラクショナルレーザーを瘢痕組織に照射します。治療後は冷却後コラーゲン合成を促進する薬剤を塗布します。  
「メリット」
レーザー照射により点状に皮膚を傷つけることで、瘢痕組織を新しい皮膚に置き換えます。  
「デメリット(副作用)」
まれに火傷を生じる場合があり、水疱や色素沈着を生じる場合があります。

モザイクhp

モザイクhp

ステロイド局所注射 (保険診療)
モザイクhp(部分照射) 11,000円(税込)

ウイルス性のイボの治療

ウイルス性のイボの治療は液体窒素の治療か局所麻酔下に電気メスで切除焼灼する治療を行っています。
液体窒素でイボを凍らすことで小さくします。
当院では液体窒素を綿棒で塗布するのではなくクライオプロというガス状にピンポイントで噴霧する機械を使用しています。

クライオプロ

写真はクライオプロ

綿棒で治療するより強力ですが、やはり複数回の治療が必要です。

電気メスの場合は通常1回で治療しますが、治療後は皮膚がない状態になるので
治療後ガーゼで被う必要があり、イボの大きさにもよりますが傷が治るのに
2週間から1ヶ月間必要になりその間少し不自由になります。

あと難治の場合はヨクイニン等の漢方薬の内服やビタミンDの外用剤を併用したりします。

いずれも保険診療になります。

水虫の治療

暖かくなると足の指の間がジュクジュクし、かゆみが出てきて来院される方が多くなります。
ほとんどの方が水虫と問診票にかかれていますが診察して皮膚の一部をこすって顕微鏡で見る白癬菌検査をすると約4人に1人は水虫ではありません。

白癬菌検査

白癬菌検査

中央に縦にある光っている細長いものが白癬菌(糸状菌) 水虫の症状があっても、水虫ではないことがありますので 市販の水虫を塗っていても治らない方は診察にお越し下さい。

頭シラミ(ケジラミ)の診断

お子さんが頭をかゆがって、髪の毛を見て着ると毛の根元に白いフケのようなものがたくさんついている場合は頭シラミ(ケジラミ)のことがあります。
ケジラミはプールなどのロッカーやタオルや帽子の貸し借りで移ります。
このため学校やスイミングスクールなどで集団発生をします。
診断は髪の毛についたフケのようなものを取って顕微鏡で見ると下記に写真のように髪の毛に弾丸上の虫卵が付着しているのが確認できます。

頭シラミ(ケジラミ)の診断

マダニ咬傷

マダニ咬傷

マダニはイエダニと違って都会ではあまり見られないですが、信州などの山野に旅行した場合に発生します。 噛まれた時は痛みがないので気づかないのですが、数日後痛みと腫れが出現し、その部分を見ると皮膚から1mm大の何かが飛び出していて、その周囲が腫れていることに気づき来院します。 その突起物を先の細いピンセットで引っ張り出し顕微鏡で見ると写真のような虫を認めます。 左が背中、右が腹側です。 この時マダニの頭があるかを確認します。 頭がない場合は皮膚の中に残っているので 局所麻酔をして刺された傷口を大きめに切除する必要があります。