男性型脱毛症はテストステロンという男性ホルモンが、5αリダクターゼという変換酵素の働きで、ジヒドロテストステロン（DHT）というホルモンに変換され、このDHTが毛根の毛母細胞の分裂をおさえ、毛の成長を阻害します。
この5αリダクターゼという変換酵素の働きを阻害する薬がプロペシア(フィナステリド)とザガーロ(デュタステリド)です。

当院では両方の処方をしていましたが、デュタステリドの方がフィナステリドの1.6倍効果がありというデータがあるため、現在はデュタステリドのみの処方となっています。

ミノキシジルは高血圧の治療薬と開発されましたが、内服治療中髪を含め体のあちこちで毛が生え出すという多毛の副作用があり、これにより発毛を促進するという作用が発見され、育毛剤として開発されました。日本では大正製薬が5％のミノキシジルをリアップX5として発売しています。

当院ではミノキシジルタブレット5mgの内服剤を処方し、デュタステリドとミノキシジルタブレットの併用治療を行っています。

男性型脱毛でお悩みの方はぜひお試し下さい。

下記グラフはプロペシア内服とミノキシジル外用の効果です。

プロペシア単独よりもミノキシジル併用の方が中等度以上の改善の比率が高いのがわかります。つまりミノキシジル併用の方が早く髪の毛が増えるということになります。

デュタステリド(ジェネリックザガーロ)
ミノキシジルタブレット(内服)

デュタステリド(0.5mg)　30錠　7,700円　90錠　20,790円

ミノキシジルタブレット　30錠　8,800円　90錠　23,760円

育毛剤ペロバームとKIPスカルプエッセンス

　ペロ･バーム3点セット(約1ヶ月分)　12,320円

　シャンプー　3,850円
　コンディショナー　3,850円
　ローション(育毛剤)　9,900円

　KIPスカルプエッセンス 　100ml　19,800円
ペロバームとKIPは抜け毛が進行し重症の高い方のための再生医療の観点から開発された育毛剤です。

これに加え初診料3,300円、再診料1,100円が必要になります。

いずれも税込

通常1〜3ヶ月に1回の通院で、投薬いたします。
治療効果は3ヶ月単位で、お考え下さい。
まず最初の3ヶ月がすぎると細くて短い抜け毛の減少に気づきます。
次の3ヶ月が過ぎると毛が太くなり、触ると毛の根元がザラザラと触れるのを実感できます。
髪の毛が増えたかどうかは1年くらい必要です。 
※ 上記は経過は比較的効果の出方が早い方の例をお示ししました。
治療効果には個人差があります。
※ 料金はすべて税抜です。 

飲む発毛剤 「ミノキシジルタブレット」

ミノキシジルタブレットは薄毛治療として広く使用されている「ミノキシジル」を主成分とする飲む発毛剤（医薬品）です。 頭皮の血行が促進され毛細血管から毛乳頭が十分な栄養を得ることができるようになり、また毛母細胞の増殖を促します。 これにより頭頂部や生え際（M字部分）の発毛が促進されます。 外用のミノキシジル配合発毛薬に比べ、内服型のミノキシジルタブレットの方が高濃度で働くためより高い発毛効果が期待できます。 元々は高血圧の薬剤ですのでメタボリックシンドロームの方や予備軍の方にも適しています。 食事や生活習慣の乱れで、髪の栄養状態が悪いと考えられる方にもオススメです。

適応

料金(税別)

服用方法

効果発現まで