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院長ブログ

幹細胞プールが枯渇すると癌が進行

「癌は治らない傷」という概念があります。
人の身体が傷つくと創傷治癒機転が働き、全身に分布している幹細胞が傷の部分で活性化し
正常な細胞に分化して傷が治ります。
癌の場合は異常な細胞が増殖するため傷が治らないので
増殖をし続け、癌が進行し拡がっていくのです。

つまり傷を治そうという働きが異常になった状態が癌と言うことです。

創傷治癒にが幹細胞が関与しています。

幹細胞には下記の3つがあります。

 1.造血幹細胞(CD133+、CD34+)

 2.血管内皮前駆細胞(EPCs)

 3.間葉系幹細胞(MSCs)

血管内皮前駆細胞(EPCs)は主に骨髄に存在し、損傷組織に集まり、パラクリン因子を分泌し、血管系の自己修復を促進し、血管新生を誘導し、循環を整える働きがあります。

十分な数の循環EPCsがないと血管の再生能力のバランスが崩れ動脈硬化が生じます。

間葉系幹細胞(MSCs)はEPCsと協力して、創傷治癒に関与しています。
傷ができると全身に貯蔵されているMSCsが傷の部分で活性化し、傷を治します。
局所のMSCsが消費されると骨髄のBSCsが動員されます。
そして骨髄のBSCsも消費され、これらの幹細胞プールが枯渇すると傷は治らなくなり、癌化するのです。

高濃度ビタミンC点滴で癌を治療していると最初のうちは癌の進行が抑えられ
患者さんの状態が良くなっていきます。
しかし患者さんによっては途中から高濃度ビタミンC点滴の効果が出なくなり
癌が進行し始めるというケースを経験します。

これは癌を治すのに幹細胞が動員され、幹細胞プールが枯渇したため
再び癌細胞が増殖し始めたからです。

このため高濃度ビタミンC点滴で癌治療中は幹細胞プールを枯渇させないために
ステムCニュートリションで幹細胞を増やす必要があります。

ステムCニュートリション

120カプセル 13.650円
通販可能です。
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投稿者 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック (18:17)