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院長ブログ

14th APSSM(第14回アジアパシフィック性機能学会総会)

 5月31日から6月2日まで金沢で第14回アジアパシフィック性機能学会総会が開かれ参加してきました。
目的はED1000の最新情報の収集です。
折しも金沢は百万石まつりの真っ最中でした。

ED1000についての発表は
メディスペック社が共催したED1000のモーニングセミナーと
順天堂大学と広島大学が2件のポスターでの発表しました。

モーニングセミナーではED1000の海外での治療成績と
その後行われたランダム化比較試験(RCT)の結果が発表されました。

ランダム化比較試験(RCT)とは治験及び臨床試験等において、データの偏り(バイアス)を軽減するため、被験者を無作為(ランダム)に処置群(治験薬群)と比較対照群(治療薬群、プラセボ群など)に割り付けて実施し、評価を行う試験です。
評価したい薬物または治療法が最も適正に評価される方法として、現在最もよく採用される試験方法であり、現在、医療現場で使用されている薬剤のほとんどはRCTでその有効性が証明されたものです 。

この
ランダム化比較試験の結果、ED1000によるED治療はは対照群と比較して有意に効果があったことが証明されました。

またED1000により改善した症例群は治療後1年間、効果が持続していました。

順天堂大学の発表では帝京大学から移った久末先生がさらに積み重ねた臨床例を65歳未満と65歳以上の2群に分け比較したところ、65歳未満の方が有効率が高かったという結果でした。
やはり何事も若いうちに治療を開始した方が良いようですね。

広島大学は前立腺全摘術などの骨盤内手術を行ったEDと手術を行っていないEDをED1000で治療し、骨盤内手術を行った群では無効だったのに対し
手術を行っていない群では有効であったという発表でした。
骨盤内手術を行った例は神経性EDであるので、ED1000で血管再生をしても効果を期待できないということです。

65歳未満の方でバイアグラなどのPDE5阻害剤の効果が減弱してきた方は血管性EDが進行してきた可能性があるので早めにED1000の治療をご検討下さい。

名古屋 ED1000 再生医療 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック

投稿者 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック (22:55)