HOME 泌尿器科 性感染症 性感染症 性感染症がご心配の方へ 自宅でできる性病検査・治療についてはこちら 性感染症には 尿路、膣に感染をする 淋病 痳病の診断はこちら クラミジア感染症 クラミジアでお悩みならこちらから! 主に皮膚から感染をする 梅毒 性器ヘルペス 尖圭コンジローマ 毛の生えているところに移る ケジラミ 全身疾患である AIDS などがあります。 いずれも当院で検査治療が可能です。(AIDSの場合は検査のみ、自費で5,775円(税込)) ご心配な方は診察にお越し下さい。 淋病の診断 淋病の診断は尿道からでる膿の一部を取って染色をして淋菌を発見できれば診察当日に簡単に診断できます。 紺色の固まりは白血球の核で、その周りの淡い部分が細胞質です。 この細胞質内に双球菌(二つの菌体がペアになっている菌)を認めます。これが淋菌です。 淋病に感染した方の25%くらいにクラミジアの感染が合併していますのでこれに関しては尿を用いて、クラミジアの遺伝子検査をします。 クラミジアの場合は検査結果が出るまでには約1週間必要です。 いずれの検査も検査に痛みを伴いませんのでご心配な方は診察にお越し下さい。 毛ジラミの診断 ケジラミの症状は外陰部のしつこいかゆみです。そして陰毛の根元を見ると白いふけのようなものがついていて取ろうとしても取れません。また毛の生えている部分の皮膚の中に黒い虫を見つける場合もあります。 診断は陰毛についたフケのようなものを取って顕微鏡で見ると下記に写真のように髪の毛に弾丸上の虫卵が付着しているのが確認できます。 尖圭コンジローマの治療方法 性器へのヒト乳頭腫ウイルス(HPV)の感染により、平均3ヶ月程度の潜伏期を経て外性器や肛門周囲に径2-3mm前後の淡紅色から褐色調の先が尖ったイポが多発する疾患です。ほとんどが性行為により移る性感染症であるため、パートナーなどへの感染を防止するためにも、積極的な治療が必要です。 男性 女性 好発年齢 20-30歳代に多い。 15-30歳代に多い。 好発部位 陰茎の亀頭、冠状溝、包皮内外板、陰嚢、肛門周囲 大小陰唇、膣前庭、膣、子宮頚部、肛門周囲 自覚症状 一般的に白覚症状はないが、大きさや発症部位により、痛みや痒みがみられることがある。 同左 治療法 外科的療法 1.凍結療法 液体窒素で病変部を凍らせていぼを取り除く。利点:無麻酔でできる欠点:1回ではとれない2.焼灼 炭酸ガスレーザーや電気メスでいぼを焼き除去する。利点:1回でとれる欠点:麻酔が必要3.外科的切除 メスでいぼを切り取り縫合する。利点:1回でとれる欠点:麻酔が必要、傷跡が残る 薬物療法 外用剤 イボ(外性器又は肛門周囲に限る)に1日1回、週3回、就寝前に塗布することで治療可能な外用剤(クリーム) 利点:薬物治療は自宅で治療できる他、瘢痕(傷跡)などを残す可能性がが少ない治療に痛みを伴わない欠点:完治まで時間がかかる薬物の薬理作用の関係で、患部やその周辺に紅斑、びらん、表皮剥離などの皮膚障害が高い頻度であらわれる クラミジア感染症 クラミジア・トラコマティスという病原体が性交渉を介して感染する病気です。 男性の場合は主に尿道炎を生じ、女性の場合は膣炎となります。 クラミジア感染症は症状が軽いため、 これを治療せずに放置すると男性の場合は精巣上体炎、女性の場合は卵管炎を生じ、 不妊症の原因になったりしますのでご注意下さい。 診断は男性の場合従来は尿道に綿棒を挿入し、 粘膜をこする検査だったため、とても痛い検査でした。 最近は尿で検査ができるようになったため痛みなく検査が可能になりました。当院ではこの方法で検査をします。 痳病の可能性もある場合は同じ尿で、同時検査も可能です。女性の場合は綿棒でおりものを採取し検査します。(あまり痛みはありません)ただ淋菌のようにすぐに顕微鏡で検出できるのではありませんので、 検査結果が出るまで約7日間必要です。 治療について 来院時にはクラミジア感染症と診断できないため治療はまず雑菌にもクラミジアにも効果のある抗生物質を処方します。 7日後にクラミジアと診断された場合はクラミジア専用の抗生物質を処方します。