メンズヘルス LOH症候群
LOH症候群は加齢男性性腺機能低下症候群の略で
男性ホルモンが低下することで生じる疾患です。
男性ホルモン減少の原因には加齢やストレスがありますが、
40代の比較的若い年齢ではストレスが大きな要因になっています。
強いストレスが加わると男性ホルモンの分泌が抑制され、
脳のストレス耐性が低下するためさらにストレスに弱くなり、
この悪循環により男性ホルモンはいっそう減少してしまいます。
こうして男性ホルモンが減少すると、脳の認知機能が低下し、
抑うつ症状、不眠、疲労感などを引き起こすと考えられています。
このためLOH症候群により引き起こされたうつ症状はうつの治療だけでは治らず、
男性ホルモンを補充する治療が必要になります。
投稿者 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック | PermaLink
LOH症候群 重症度の判定
下の表は世界的に使用される問診表ですが、あてはまる症状が1ヶ月続く時はLOH症候群が疑われます。
特に合計点が50点を超える場合は専門医の診察をおすすめいたします。
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ない |
軽度 |
中程度 |
重度 |
極めて
重度 |
1 |
肉体的・精神的健康状態の低下を感じる
自覚症状がある |
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3 |
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5 |
2 |
関節痛や筋肉痛がある
腰痛、関節痛、手足の痛み、背中全体の痛みなど |
1 |
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3 |
汗をよくかく
思いがけない/突然発汗する、緊張していないのに、のぼせたりする |
1 |
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3 |
4 |
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4 |
睡眠障害がある
寝付けない、しばしば目が醒める、早く目がさめ、疲れを感じる、睡眠不足、眠れない |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
5 |
睡眠の欲求が強く、しばしば疲労感がある |
1 |
2 |
3 |
4 |
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6 |
怒りっぽく、イライラする
小さなことですぐカッとなる、不機嫌になる |
1 |
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3 |
4 |
5 |
7 |
神経過敏である
緊張感がある、落ち着かない、そわそわする |
1 |
2 |
3 |
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5 |
8 |
不安・心配しやすい
パニックになりやすい |
1 |
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3 |
4 |
5 |
9 |
身体的疲労感・活力不足である
能力全般の低下、活動の低下、余暇活動への興味の低下、無気力、達成感がない、何かをするのに、ムリに奮い立たせないとできない |
1 |
2 |
3 |
4 |
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10 |
筋力が低下してきた
弱くなってきたと感じる |
1 |
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11 |
憂うつ気味である
落ち込む、物悲しい、泣きそうな感じ、意欲減退、気分の浮き沈み、無力感 |
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12 |
自分のピークは過ぎたと感じる |
1 |
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13 |
燃え尽きたと感じる、どん底状態にあると感じる |
1 |
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14 |
あごひげの伸びが遅くなってきた |
1 |
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3 |
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性的活動、頻度が低下した |
1 |
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朝だちの回数が減少した |
1 |
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3 |
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性欲や性的衝動が減少した |
1 |
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3 |
4 |
5 |
投稿者 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック | PermaLink
LOH症候群の治療
当院の治療の流れ
※ LOH症候群の診断 まず下記の症状がないかを問診票でお訊きします。
総合的に調子が思わしくない。(健康状態、本人自身の感じ方)
関節や筋肉の痛み。(腰痛、関節痛、手足の痛み、背中の痛み)
ひどい発汗(思いがけず突然汗が出る。緊張や運動と関係なくほてる)
睡眠の悩み(寝つきが悪い、ぐっすり眠れない、寝起きが早く疲れがとれない、浅い睡眠、眠れない)
よく眠くなる、しばしば疲れを感じる
いらいらする(当り散らす、些細なことにすぐ腹を立てる、不機嫌になる)
神経質になった(緊張しやすい、精神的に落ち着かない、じっとしていられない)
不安感(パニック状態になる)
身体の疲労や行動力の減退 (全般的な行動力の低下、活動の減少、余暇活動に興味がない、達成感がない、自分をせかさないと何もしない)
筋力の低下
憂うつな気分(落ち込み、悲しみ、涙もろい、意欲がわかない、気分のむら、無用感)
※ 血液検査で下記の検査の採血をします。
① フリーテストステロン 男性ホルモンであるテストステロンの量を測定します。
② 他の性腺に作用するホルモン
③ 肝機能検査 男性ホルモン投与により肝障害や多血症の副作用を生じる場合があるため定期的に検査をします。
④ 糖尿病・脂質代謝異常の検査
⑤ 前立腺特異抗原(PSA) 男性ホルモン投与により潜在している前立腺がんを進行させる可能性があるため、 前立腺がんがないかを調べます。
※ 治療
40歳未満
HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
精巣からテストロンを分泌するように命令するホルモン「HCG」5000単位を週1回筋肉注射をします。
40歳以上
エナルモンデポー(男性ホルモンの注射薬)
まず125mgを2週間に1回筋肉注射をします。
1回目注射後7日後にフリーテストステロンを測定して、
フリーテストステロンが改善していることを確認し用量が十分かを判定し、
足りていなければ注射の用量を250mgに変更します。
グローミン
テストステロン外用薬で、注射にて男性ホルモンを投与し症状が改善した方や
遠方で注射に通院できない方に使用します。
塗るだけですので、痛みなく自宅で治療が可能です。
また注射はうって7〜9日目に血中濃度がピークになりその後減少していきますが、
外用の場合血液中の男性ホルモンの濃度がほぼ一定になるので、LOH症候群の症状の変動が注射よりも少ないという利点があります。
投稿者 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック | PermaLink
LOH症候群にならないためのライフスタイル
LOH症候群になりやすい方は
肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病、運動不足、喫煙や飲酒など
ライフスタイルに問題があることも多く
テストステロン(男性ホルモン)の低下により
筋肉量の減少、脂肪の蓄積をきたし
糖を分解するインスリンの抵抗性を生じ、下記のような悪循環を引き起こします。
肥満・運動不足・喫煙
↓
LOH症候群
↑↓
生活習慣病の憎悪
これに対する対策としては
1.肥満を改善するメタボリックシンドローム対策を行う
2.運動、身体活動を増加させる
息が切れるくらいのウォーキングと筋力トレーニング
3.禁煙する
4.飲酒は適量まで
1日ビールで1本程度にする
つまり一番の基本は運動をするということになるのですが、
自ら継続して効果的な運動をするのはなかなか難しいことが多いです。
当院にはエムスカルプトという筋肉を鍛え、脂肪を燃焼ししてくれる治療があります。
これはクリニックに来ていただきベッドに約30分横たわっているだけで、
腹筋だけでなく体の深部にあるインナーマッスルを鍛えることが出来ます。
筋肉量が増えれば、男性ホルモンの分泌も増加し
筋肉量が増えることで代謝が促進し、
脂肪が燃焼されやすくなり、それにより内臓脂肪が減少し
上記の悪循環が断ち切れ、ホルモン補充療法を中止しても
LOH症候群が再発することは少なくなります。
エムスカルプトについてはこちらをご覧下さい。
投稿者 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック | PermaLink
LOH症候群 治療費
診療内容 |
料金(税抜) |
初診時診察および治療に必要な検査 全て |
20,000円
|
① ホルモン検査のみの場合 |
15,000円 |
② 治療に必要な検査追加分 |
10,000円 |
男性ホルモン補充療法注射 125mg |
2,000円 |
男性ホルモン補充療法注射 250mg |
3,000円 |
HCG注射 5000単位 |
2,000円 |
男性ホルモン外用(1回0.5g:1日2回)約10日分 (再診料 1,000円別途) |
2,400円 |
注射1回後または外用2週間後検査 |
5,000円 |
注射6回後または外用3ヶ月後検査 |
15,000円 |
名古屋 LOH症候群 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック
投稿者 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック | PermaLink
マイヤーズカクテル
点滴療法 – マイヤーズカクテル-
■ はじめに
米 国メリーランド州ボルティモア市の開業医であるジョン・マイヤーズ医師は30年以上にわたり、喘息、慢性疲労、うつ病の患者をビタミンやミネラルの点滴療 法で治療することで有名でした。マイヤーズは1984年に亡くなられましたがマイヤーズの後を継承する医師がいなかったために、多くの患者が行き場がなく なってしまいました。
その患者さんの何人かがペンシルバニア州カーリエル市の開業医でアメリカホリス ティック医学協会元会長のアラン・ギャビー医師を訪ねました。ギャビーはマイヤーズの点滴療法に強い関心を持ち、マイヤーズの処方を再現しようと試みたの です。多くのマイヤーズの関係者や患者にインタビューし、点滴処方を現代医学のエビデンスに合わせて改変して再現しました。
ギャ ビーはそれから11年間に外来で1,000人の患者に15,000件の点滴療法を実施しました。マイヤーズの功績を讚えて“マイヤーズカクテル (Myers’ cocktail)”と名付けました。ギャビーはこれまでに30以上の学会やセミナーで数千人の医師に教育講演をし、全米各地の統合代替医療や自然療法の 医師がマイヤーズカクテルを臨床で処方しています。
■ どのような人に効果があるの?
気管支喘息、偏頭痛発作、全身倦怠・疲労、慢性疲労症候群
線維筋痛症、うつ病、こむら返り、急性上気道炎、慢性副鼻腔炎
アレルギー性鼻炎、心不全、狭心症、慢性蕁麻疹、
甲状腺機能亢進症、生理不順、麻薬の禁断症状。
上記疾患以外にも、耳鳴、自律神経障害、不定愁訴症候群、インフルエンザなど
■ マイヤーズカクテルはどのような治療?
マ イヤーズカクテルの基本はマグネシウム、カルシウム、ビタミンB群、ビタミンCといった人間の体の中に存在している栄養素だけを配合し、10~30分で静 注します。急速にビタミンやミネラルの血中濃度を上昇させることで薬理学的な効果を期待しています。またこれらは手術後などに点滴で入れる薬剤なのでまれにビタミン剤によるアレルギーを生じる場合があります。
■ 料 金(税込)
1回 11,000円(初回のみ5.500円)
2週間に1回、症状が落ち着いたら1ヶ月に1回
※ 初回のみ保険外の初診料3,150円が必要です。
点滴療法研究会 マスターズクラブ会員 佐井雄一
佐井泌尿器科・皮フ科クリニック 052-847-5110
投稿者 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック | PermaLink
パーキンソン病に対するグルタチオン療法
グルタチオン療法によるパーキンソン病の治療
■ はじめに
米 国ではパーキンソン病の機能改善と病状進行の遅延を目的とするグルタチオン療法は多くの施設で行われていますが、日本ではほとんど知られていません。本治 療は15~30分の静注または点滴です。点滴終了後からで歩行、振戦、バランスなどが明らかに改善する事例もあり、通常は数回の治療で効果を体感します。
この治療の最初の報告は1996年で、パーキンソン病患者9人にグルタチオン600mgを1日2回、30日間投与したところ、全例で効果が認められ、運動機能の42%が改善しました。また、その効果は3ヶ月持続したと報告されています。
南 フロリダ大学におけるグルタチオン療法のパーキンソン病に対する効果は80-90%で、グルタチオンがフリーラジカル・スカベンジャーとして働き、ドーパ ミン受容体の感受性を高めるからであろうと考えています。また、同時にセロトニン受容体の感受性を高めることでパーキンソンのうつ症状の改善も見られま す。
東京のスピックサロン・メディカルクリニックでは10年以上のパーキンソン病の病歴がある74歳 の男性にグルタチオン療法をした結果、嚥下障害、歩行障害、振戦の症状は治療開始後3ヶ月後には劇的に改善しました。また5年間続いていた振戦が点滴直後 に消失した事例もあります。北九州市のクリニックからは歩行障害で車椅子の生活をしていた70歳女性が治療開始3ヶ月後に自力歩行を開始したと報告があり ました。
■ 適応
早期~進行したパーキンソン病
■ グルタチオン療法の実際
初回は800mgから開始し400mgずつ増量して1600mgで維持します。
病状によってはさらに増量することがあります。
当初は週2~3回の投与をし、効果が安定してくると週1~2回になります。
間隔は5~10日と患者により個人差があります。
■ 料金について(料金はすべて税込です)
週2~3回 グルタチオン 800mg 3,300円
1200mg 4,400円
1600mg 5,500円
※ 初回のみ保険外の初診料3,465円が必要です。
■ 副作用
稀に頭痛と吐気・嘔吐を訴えることがあります。一過性であり、投与を中止することで速やかに改善します。
点滴療法研究会 マスターズクラブ会員 佐井雄一
佐井泌尿器科・皮フ科クリニック 052-847-5110
投稿者 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック | PermaLink
プラセンタ注射
点滴療法 – 若返り(プラセンタ)療法 –
■ プラセンタとは?— 滋養強壮若返り —
胎盤のことをプラセンタといいます。プラセンタ療法とは、胎盤より抽出された有効成分を注射する治療法です。 胎盤の薬効は古くから注目され、とりわけ滋養強壮薬、若返りの薬として珍重されており、多数の漢方薬に配合されてきました。
■ 胎盤の中に含まれてる有効成分
タンパク質、脂質、糖質、ミネラル、ビタミン、アミノ酸、様々な酵素、各成長因子(肝細胞増殖因子、神経細胞増殖因子、上皮細胞増殖因子、線維芽細胞増殖因子、コロニー形成刺激因子、インシュリン様成長因子、インターロイキンなど)
■ 医薬品としてのプラセンタ—疲労回復!快眠!顔色が良くなる!—
これらの効能は、医学の面でも応用され、日本でもプラセンタ有効成分を抽出した注射薬が昭和30年ごろより開発され、治療薬として使用されてきました。
■ 動物実験やその他から
1.細胞呼吸促進作用がある。
2.細胞内皮系賦活する。
3.創傷治癒を促進する。
4.抗疲労作用がある。
5. 肝機能を改善する。 などの効果のある薬として、厚生大臣認可のもと肝臓病の肝機能改善に使われ現在も需要が継続しています。当院でも希望者に投与していると具体的な声とし て、「疲れがとれる・よく眠れるようになる・顔色が良くなる・肌がしっとりぷるぷるした感じがする・シミが薄くなる・風邪にかかりにくくなる・月経不順や 月経困難症が治る・白髪が黒くなってきた」等の効果がありプラセンタ治療を希望する人が増えています。効果の発現としては、個人差もありますが1~2回で 現れる場合もあります。
■ プラセンタ治療薬の安全性
プ ラセンタは胎盤から抽出されているため、その安全性についてよく質問されるところですが、昭和30年代より多くの方に使用されていますが、重篤な副作用は 報告されておらず、あるとすれば注射部位の発赤や硬結ぐらいです。このためアレルギー体質の方はご注意下さい。また、エイズや肝炎などのウイルス感染、 細菌感染などに関しては、感染性のある胎盤は使用していないのは当然ですが、製薬会社が厚生省の指定する以上の加熱処理を行っているため、完全に除去されており安心です。
■ プラセンタ療法の効果
プラセンタ療法は下記のような様々な疾患に効果が期待できます。
疲 れ、不眠、肩こり、腰痛、筋肉痛、関節痛、シミ、くすみ、肌荒れ、皮膚乾燥症、冷え性、しもやけ、更年期障害、自律神経失調症、月経困難症、生理不順、膠 原病、肝機能障害、アレルギー疾患(アトピー・喘息・リウマチなど)、胃十二指腸潰瘍、免疫強化作用(風邪をひきにくくなるなど)
■ 【プラセンタ】未承認機器・医薬品に関する注意事項について
医薬品医療機器等法上の承認:未承認(当院でプラセンタ治療に使用しているラエンネックならびにメルスモンは、厚生労働省で医薬品として認可されています。ただ、保険適応として認められているのは慢性肝疾患における肝機能の改善で、その他を目的とした治療は自由診療となりますのでご注意ください)
同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等の有無:有
特定生物由来製品に該当しますので、製造番号又は製造記号(ロット番号)、使用年月日、使用した患者の氏名、住所等を記録し、少なくとも20年間保存することが義務付けられています。
リスク・副作用:3.0%程度の方に、注射部位の疼痛、発赤等や、悪寒、発熱、発疹が等が起こることがあります。
諸外国における安全性等に係る情報に関して:
プラセンタの安全性の確認について
ラエンネック・メルスモンを含め、ヒトの胎盤をもとにした医薬品によって、感染症がおこった報告は国内・海外ともにありません。しかし変異型クロイツフェルトヤコブ病等の感染のリスクを完全には否定することは現在のところ困難です。このことから、ラエンネック・メルスモンを使用した方は、献血ができなくなりますのでご注意ください。また、ラエンネック・メルスモンは安全性を担保するため、以下の方法で安全性を担保しています。
提供者の海外渡航歴、細菌やウイルスなどの感染症のスクリーニングの実施
B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス及びヒト免疫不全ウイルスの検査を通過した原材料を使用
3種類の異なる工程で滅菌処理
最終製品がB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、ヒト免疫不全ウイルス、ヒトT細胞白血病ウイルス、パルボウイルスB19ウイルスの検査で陰性であることを確認した上で製品として出荷
■ 料金(税込)
初回 4,400円 2回目から 2,200円
最初の1~2ヶ月(初期療法)は週1~2回(1アンプル)、維持療法は1~2週間に1回くらいが効果的です
点滴療法研究会 マスターズクラブ会員 佐井雄一
佐井泌尿器科・皮フ科クリニック 052-847-5110
投稿者 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック | PermaLink
キレーション療法
オリゴスキャンによる有害重金属測定の結果、
デトックス(体内の有害物質の除去)や動脈硬化の改善を希望される場合
通常、週1〜2回 点滴注射
点滴療法 – キレーション療法 –
■ 適応
(1) 有害重金属除去
鉛、水銀、砒素、カドミウム、タリウム、クロム、ニッケル、スズ、アルミニウム等の有害重金属除去。
(2) 活性酸素除去
(3) 動脈硬化改善
■ キレーション療法開始前にする検査(検査料 5,500円税込)
<採血検査>
一般血算 貧血の有無を確認。
生化学検査 肝機能、腎機能(特に重要)、脂質、電解質
脂質検査 TCH,HDL,LDL,TG apo蛋白B.など
糖代謝 血糖、HbA1c(キレーションによる耐糖能改善作用あり)
炎症所見 ホモシステイン、HS-CRPなどの炎症所見
■ 料金について
週1~2回 1回16,500円(税込)
10〜20回は必要になります。
※ 初回のみ保険外の初診料3,300円(税込)が必要です。
■ 副作用と注意点
血管痛、腫れ、腕全体のだるさ、低血圧症状、低血糖症状、頭痛、眩暈、吐き気、等の症状があることがあります。
点滴療法研究会 マスターズクラブ会員 佐井雄一
佐井泌尿器科・皮フ科クリニック 052-847-5110
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ダイエット・メタボリックシンドローム対策点滴
■ αリポ酸とは
αリポ酸は体内に存在する脂肪酸の一種で、別名チオクト酸と呼ばれています。
このαリポ酸の作用は摂取した食餌中のブドウ糖を細胞内のミトコンドリアへ運び、エネルギー生産を助け新陳代謝を促進します。これにより体脂肪の増加抑制に高い効果を発揮します。またαリポ酸は活性酸素も抑制し、高い抗酸化作用を持ちます。(ビタミンC・Eの約400倍)
αリポ酸の研究は1950年代頃から行われ、ブドウ糖の消化率を高めることによる、脂肪燃焼・エネルギー転換促進することが分かっていて、米国では糖尿病の治療薬として使用されています。
30歳を過ぎると徐々にこのαリポ酸が減少するため、新陳代謝が低下し脂肪を燃焼しにくい体になるため、中年以降の肥満につながっていきます。
つまりαリポ酸を補うことで脂肪の燃焼を促進し肥満の改善・予防が可能になり、また加齢や様々な要因による体の酸化を抑え、老化・美容に対する効果を期待できます。
α-リポ酸は栄養補助食品としての使用が認められサプリメントとして販売されています。
特にダイエット効果も期待できる事から大きく注目を浴びています。
これらのα-リポ酸は、サプリメントとして計画的に摂取するのが良いのですが、経口投与では薬剤の吸収までにやや時間がかかります。また腸からの吸収が服用量の50%以下のため十分な量を補う事ができません。
一方、注射や点滴でおこなうと経口摂取よりも速く、大量に補う事ができます。
■ 適応
肥満解消・予防
メタボリックシンドロームの改善
ダイエット
エイジングケア
■ αリポ酸点滴療法の実際
αリポ酸(チオクト酸)100mgを週1回、約30分で点滴します。
■ 料金
1回 5,500円(税込)
■ 併用療法
新世代のEMS機器 AC BODYを併用することで、筋肉量を増し代謝を促進しますのでさらに脂肪が燃焼しやすくなり相乗効果を期待できます。また高周波治療テノールによるサーモシェイプで脂肪を破壊することで部分やせが可能になります。
投稿者 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック | PermaLink