名古屋の佐井泌尿器科・皮フ科クリニックです

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院長ブログ

TBSテレビ「予約殺到!スゴ腕の専門外来SP5」

1月8日、19時よりTBS/毎日放送系で放映される
「予約殺到!スゴ腕の専門外来SP5」
という医療バラエティーでED1000が取り上げられることになりました。

順天堂大学、久末准教授(メンズヘルスクリニック東京兼務)による男性更年期 (LOH症候群)対処の一環として「EDの治療の最新マシン」として放映 されます。

よろしければ、是非ご覧下さい。

予約殺到!スゴ腕の専門外来SP5

名古屋 ED再生医療 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック

投稿者 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック | PermaLink

仕事始め

明けましておめでとうございます。

 

今日は佐井泌尿器科・皮フ科クリニックの仕事始めでした。

今年1年も地域の皆様の健康と美容に貢献できるように頑張りたいと思います。

よろしくお願いします。

名古屋 アンチエイジング 再生医療 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック

投稿者 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック | PermaLink

骨盤臓器脱にもレーザー治療

インコンチレーズで骨盤臓器脱も治療できるようです。

まず骨盤臓器脱とは、
女性の骨盤内臓器(膀胱、直腸、子宮)と腟壁の間の支持組織が脆弱になって伸びることにより、骨盤内臓器が腟壁から飛び出てくる状態をいいます。


膀胱瘤


子宮脱


直腸瘤

女性の骨盤底には骨盤底筋群といわれる膀胱、子宮、直腸を支える筋肉があります。この筋肉が出産や加齢によって障害され支持力を失うと膀胱や子宮、直腸が正常の位置よりも下に移動(垂れ下がる)します。
この状態をそれぞれ膀胱瘤、子宮脱、直腸瘤と呼び、これらを総称して骨盤臓器脱(性器脱)と呼びます。そのため膀胱瘤や子宮脱、直腸瘤はそれぞれ単独でおこることは少なく、程度の差はありますがそれぞれ同時に起きている場合がほとんどです。

通常、骨盤臓器脱の治療は手術になりますが、難しい手術ではありません。
従来の方法は緩んだ膣壁の縫縮(縫い縮める)です。これでも当面の修復はされるので、多くの婦人科医や泌尿器科医が手術を行っています。しかし問題となるのはこの病気は再発することが非常に多いということです。従来の方法では弱くなった組織を用いて骨盤底を再建するため再発が多いので、最近ではメッシュを用いた手術が行われています。

このメッシュを用いた骨盤臓器脱の手術は健康保険の適応になりますが、入院が必要です。 入院期間や費用は医療機関によってばらつきがあり、一般的に10日間の入院とした場合、費用は保険3割負担の方で16−20万円程度です。

約10日間の入院期間が必要なのは早期に自宅に戻ると、家事などで立ったり座ったりの動作を繰り返し過剰な腹圧がかり、メッシュが周囲の組織になじむ前にメッシュがずれてしまう可能性があるからです。

しかしメッシュの手術にも欠点があります。
メッシュは体にとって異物であり溶けずに体内に残っているため、メッシュの露出、感染、疼痛、泌尿器系の障害、再発、失禁といった問題が起こる場合があります。

今回インコンチレーズで骨盤臓器脱の膀胱瘤を治療した報告がありました。
インコンチレーズにより膣壁のタイトニング(引き締め)を生じ、骨盤臓器の下垂を改善します。

 左が治療前、右が治療後のイメージ図です。



28例の膀胱瘤(グレードⅡ〜Ⅳ)をインコンチレーズで2ヶ月に1回、2〜3回行った結果、治療後には0〜IIIにダウングレードできました。

内訳は治療前のグレードがⅣ 18%、III 39%、Ⅱ 43%だったのが
治療後にはグレードはIII 4%、Ⅱ 25%、Ⅰ 50%、0 21%となりました。

まだ1年以上の長期成績は出ていませんが、メッシュのような異物を入れず、切らずに治せるインコンチレーズは副作用のほとんどない身体に優しい治療です。
また運悪く再発しても身体に負担の少ない治療のため、繰り返し行えるのでこの点でも非常にメリットがあります。

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尿失禁治療レーザー「インコンチレーズ」

11月1日にインティマという腹圧性尿失禁を治療できるエルビウムヤグレーザーのモニター治療をしました。
インティマを製造しているFotona社は1964年創業の50年の歴史を持つレーザーメーカーです。
このエルビウムヤグレーザーを腹圧性尿失禁の治療に用いる場合を「インコンチレーズ」
膣弛緩症候群の治療に用いる場合は「インティマレーズ」という治療名になります。

インコンチネンスとは失禁のことで、尿失禁をレーザーで治すという意味で「インコンチレーズ」と名付けたようです。

この治療は麻酔なしでもできるのですが尿道に近い部分の膣は少し痛みを感じるので
外陰部と膣の入り口に麻酔クリームを20分塗ってから治療をします。

実際の治療は下記の動画をご覧下さい。

尿道口面の膣壁に直径7mmの円形にフラクショナルレーザーを照射します。

下記写真は90度方向に照射するプローブ。

さらにプローブを変えて膣全周に同様に照射します。
最後の尿道周囲にも同様に照射します。
この間約10分です。
非常に簡単な手技で、患者の負担もごく軽度です。

この治療は
海外では開始から3年がたち、10000例の成功例が蓄積されています。

今回、2例に行ったモニターの方も痛みはほとんどなく、苦痛はなかったようです。

通常1ヶ月ごとに2〜3回行うのですが、
1回でもある程度の効果が出るので
1ヶ月後が楽しみです。

業者の方からは2回目のデモの約束もしていただけたので
場合によっては再度デモを行う予定です。

2回目のデモが決まれば、このブログで再度無料モニターを募集しますので
お問い合わせ下さい。

投稿者 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック | PermaLink

尿失禁レーザー無料モニター実施日

腹圧性尿失禁をレーザーで治療する無料モニターの募集をこのブログ
お知らせしましたが、実施日が決定しました。

2014年11月1日土曜日の14時からです。

現在2名の方の治療を予定していますが、あと2名ほどは治療が可能です。

ご希望の方はメールでお問い合わせ下さい。

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iTED(アイテッド)によるニキビ・ニキビ跡、瘢痕、若返り治療を開始しました。

お待たせしました。
iTED(アイテッド)によるニキビ・ニキビ跡、瘢痕、若返り治療を開始しました。

まず、iTEDの料金ですが、
当初考えていたもの(8万から10万円)よりもかなりお安く設定しました。

iTED 1回(税別)
顔全体 5万円
前額を除く顔 4万円
瘢痕治療(5X5cm) 1万円です。
この設定はアファームマルチプレックスと同じ設定です。

iTEDはマイクロプラズマRF、超音波で薬剤を圧入するインパクトなど従来とは全く異なった新しい原理の治療で、かつ1回での効果を実感できるフラクショナルな治療と考えれば
当初考えていた料金設定でも決して高くはありませんが、治療対象がニキビ・ニキビ跡の方が主と考えると料金が高額では気軽に治療を受けられません。
実際モニターを受けられた方も比較的若い方が多かったので、iTEDの恩恵をひとりでも多くの方に実感していただこうと思い、この料金にしました。

さらに導入記念キャンペーンとして
3回セット 10%OFF
 顔全体3回セット 150,000円のところ135,000円
5回セット 20%OFF
 顔全体5回セット 250,000円のところ200,000円
となり
また当院で何らかの治療を受けたことのある方はどちらもさらに10%OFFとなります。

※ どちらのセットも先着20名までとなりますので、ご希望の方はお早くお申し込み下さい。

iTEDについてはこちら

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日本美容外科学会「尿失禁レーザー治療」

先週の火曜日、9月2日に診療が終わってから東京に行き
翌日から開かれた日本美容外科学会に一日だけ参加して来ました。

会長は注入療法の権威、征矢野進一先生でした。

会長講演では講演とともに、ハンズオンを行われ
注入療法の極意を見せていただけて
非常に勉強になりました。

診療の関係でたった一日の参加でしたが、
得ることが多く今後の日常診療に役立てようと思います。

機械展示では以前より興味があった尿失禁のレーザーが展示されていて
いろいろ情報を収集してきました。

このインティマレーザーは当院にもあるピクセル2940レーザーと同じエルビウムヤグレーザーですが、これを経腟的に照射することで腹圧性尿失禁を改善します。

腹圧性尿失禁は女性に多く、加齢や出産により骨盤底筋(尿道括約筋を含む)が緩むことでくしゃみや咳などで尿が漏れてしまう病気です。

インティマレーザーは腟前壁にフラクショナルにエルビウムヤグレーザーを照射し
タイトニングとコラーゲンの再合成を生じ、膣前壁を補強することで尿道の可動性の亢進を正常化することで漏れを治します。

現在腹圧性尿失禁に対しては手術療法が第一に選択され、世界的にもっとも実施されているのがTVTスリング手術です。TVTは前膣壁の尿道の中間部分に相当する前膣壁を小切開してここから恥骨の裏側を経由して下腹部にポリプロピレンのテープを通し尿道をしっかりと支持することで尿漏れを防ぐという手術法です。
TVT手術の欠点は術中に膀胱へ傷がついていないかを膀胱鏡で確認する作業が必要であること、テープ引き上げの調節が微妙なため、最近はTOT手術が試みられています。
TOT手術は骨盤臓器脱のメッシュ手術と同様に、閉鎖孔に尿道をささえるテープを通しますので内視鏡操作が不要で術後の排尿困難のリスクもすくない利点があります。
ただどちらも麻酔をして膣壁に切開を加えるため通常入院が必要となります。

これに対しインティマレーザーは腟口に麻酔のゼリーを塗って
レーザーを照射するだけなので治療も15分と非常に侵襲の少ない簡単な治療です。

治療効果は2から2年半ですが、手術と違って異物を入れるわけではないので
漏れが再発した時に気軽にまた行うことができます。

さらに膣前壁だけではなく、全周に行えば膣の若返りをはかることができます。

インティマレーザーはこんな方にお勧めです。
 ★出産前でも膣のゆるみの気になる方
 ★産後の体の変化にお悩みの方
 ★くしゃみや立ちあがった時の尿漏れが気になる方
 ★性生活の満足度をよりアップさせたい方

今後ご希望の方を集めて当院でデモを行う予定です。
つきましては腹圧性尿失禁でお悩みで手術をためらっている方に
インティマレーザーををもちいた尿失禁治療を無料で行いたいと思います。

募集人数は4〜5名
当院でデモを行う日に来院できる方

興味のある方は下記からお問い合わせ下さい。
http://www.saiclinic.com/inquiry/

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新しい前立腺肥大の薬「ザルティア」

 前立腺肥大症の原因は腺腫が肥大し尿道が圧迫され、尿が出にくくなり
それによる膀胱機能の障害を生じます。

つまり
尿道閉塞自体から生じた排尿症状
 尿勢低下、排尿遅延
尿道閉塞から二次的に生じた膀胱機能の変化に関連した刺激症状
 頻尿、夜間頻尿、尿意切迫感
さらに排尿後症状として
 残尿感、排尿後尿滴下

従来の治療は
尿道の緊張を緩和させるα1ブロッカーの内服や
腫大した腺腫を小さくさせる5α還元酵素阻害剤が主な治療でした。

今回発売されたザルティアは全く新しい機序で前立腺肥大症の症状を和らげます。

キーワードはNO(一酸化窒素)です。
NOは平滑筋細胞内のcGMPの産生を促進し,
細胞内のCaイオン濃度が低下して平滑筋が弛緩させます。

ホスホジエステラーゼ5(PDE5)阻害薬であるザルティアは
cGMPの分解を阻害するので,結果的にはNOの作用を増強します。

尿道や前立腺さらに膀胱の平滑筋もNOを介して弛緩するので
ザルティアは下部尿路症状を改善するのです。

6月24日にザルティアの発売元の日本新薬からMR向けの勉強会の講師を頼まれたので
前立腺肥大症の診断と治療とザルティアの使用経験を話してきました。

発売開始からまだ数例の使用経験でしたが
症状が改善した患者さんが実感した症状のうち
他の薬剤と大きく異なったのが下記の症状でした。

「切れが良い!」
「排尿後の漏れがなくなった!」

今までの経験では
α1ブロッカーを投与していても、上記のような症状は取れないことが多く
そしてこの症状は他の症状に比較して、不快感が強いため
これが改善できるのであれば,患者のQOLの改善に大きくつながります。
これまでの薬剤に満足できなかった方には朗報です。

またPDE5阻害剤と聞いて、
すでにお気づきになった方と思いますが
この薬剤はED治療薬のシアリスと同じ成分です。
用量は5mgとEDで通常使用する量の半分ですが、
軽症のEDであれば、改善する可能性があります。

ただED治療を目的として使用できませんので
あくまでも前立腺肥大症の治療に伴い、
EDも改善する人もある程度とお考え下さい。

この薬剤は保険診療でお出しできますが、
前立腺肥大症がない方には処方できません。

診断には症状ではなく
超音波検査、尿流量検査、残尿検査、前立腺癌検査等が必要で
客観的に前立腺肥大症があることが必須です。

またザルティアを投与できない方は
 硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン等)を投与中の患者
 心血管系障害を有する患者
 重度の腎障害のある患者
 重度の肝障害のある患者

前立腺肥大症があり、今までの薬剤で満足できない方は診察時にご相談下さい。

前立腺肥大症についてはこちら


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日本抗加齢医学会 続き

前回のブログで院長の体内のAGEsを測定したら
44歳のレベルであったことを書きましたが
もしAGEsが高値であったらどうすれば良いでしょうか?

AGEsはタンパク質が糖化して作られますので
糖化させないためには糖質制限食をするのが良いことになります。

食事以外ではどうすれば良いでしょうか?

企業展示をまわって良いものを見つけました。

プロバイオティクス「H61乳酸菌体」というサプリメントです。
H61乳酸菌の生成物にはAGEs生成抑制(抗糖化)効果があり
なんとAGEs生成抑制率は98.8%でした。

糖化は老化ですので
糖化を押さえることでアンチエイジングになるのです。

実際、動物実験から次の用の効果が証明されています。  
 老化抑制作用
 骨密度の改善
 老化スコアの低下
 肌の保湿機能の改善
また強い抗炎症作用を有しているので
アトピー性皮膚炎などの難治性のアレルギー疾患に対する効果も期待されます。

当院のアンチエイジングサプリメントに
また大きな戦力が加わりそうです。

時を止める乳酸菌
「H61 AGEX」


近日発売

 


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日本抗加齢医学会

週末は大阪で日本抗加齢医学会が開かれたので参加してきました。
いつもは外面的なアンチエイジングを主に治療を行っていますが
この学会では内面的なアンチエイジングを学べます。
ほぼ全科の医師が集まるアンチエイジングでは最大の学会です。
7日土曜日の診療が終わっていったので、実際勉強できたのは
8日の1日だけでした。
聴講できたシンポジウム「プラセンタ(胎盤および胎盤周囲組織)はアンチエイジングにも再生医療にも有効」ではプラセンタの有効性と可能性を再認識させられ、
これからの診療に役立つ大きなヒントを得ることができました。

学会展示では
オリゴスキャンを販売しているセリスタで
ES Complex TSSという 血管内皮機能・自律神経・発汗機能を同時に測定できる新しい測定器を体験しました。
これは非侵襲で測定時間が約7分と短時間で、血管内皮機能+自律神経系+発汗機能を複合的に検査でき、これにより糖尿病&心血管系リスクを評価します。

測定結果は

黄色になっている副交感神経系にちょっと注意する必要がありますが
糖尿病や心血管型のリスクはほとんどありませんでした。

またAGE Readerも試しました。
生命活動のエネルギー源の一つに糖がありますが、生体内では常に蛋白質を糖化しています。蛋白質が糖化されて産生されるアマドリ化合物(ヘモグロビンA1cやグリコアルブミン)がさらに後期産生生成物(AGE)となり、これにより活性酸素を発生させます。
ヒトはこうして老化していくのです。

以前のブログ「糖化は老化」

AGE ReaderはこのAGEを3分間、腕をのせるだけで測定できます。
結果は下の写真です。


横軸は年齢で緑色の中にあれば正常です。
測定の結果、44歳(実年齢は59歳)くらいのレベルでした。

プロルベインDR、アスタリールACT、ステムCニュートリション、リポスフェリックビタミンCを毎日飲んでいるおかげでしょうか…

これらの機械を導入するかは未定ですが
まずはオリゴスキャンで体内ミネラルのバランスや有害金属を測定し
健康の基盤をチェックしてみてはいかがですか?

オリゴスキャンについてはこちら

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